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フォースがあなたの変身願望を満足させる！
ダースベーダーマスク
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これでモテモテ!?
「ダースベーダーマスク」
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人には誰しも変身願望があるだろう。憧れのヒーローに自分を重ね合わせ、もっとかっこよくなりたいとか強くなりたいとか。美人女優を見てはあんな風に美しくなってみたいとか。女性の場合、それを化粧という形で日々実践している。化粧の出来不出来１つで気分が変わるのは事実だ。自信や気の持ちようを変化させることができるのだ。しかし時にはもっと大胆に変身してみたいと思うことがあるのではないか。
子供の頃『科学忍者隊 ガッチャマン』に入りたかった筆者は、『白鳥のジュン』を目指して父親のスクーター用ヘルメットをかぶり、風呂敷を首に巻いて押し入れから飛び降りていた。もちろんできるだけジュンのイメージに近くなるよう、風呂敷の柄にはピンク系をチョイスすることも忘れない(笑)。しかしそんな純粋な子供でも、いつか否応なしに現実を知ることとなる。自分は『ガッチャマン』にはなれないのだと。
そんな『白鳥のジュン』になり損ねた少女（筆者が女であることをお忘れなきよう＞読者の皆様）は、ときには人の世の世知辛さなども知りつつ縦にも横にも成長したが、それが災いしてか2002年も暮れに押し迫った頃、突如としてある想いに駆られたのである。「あれをぜひともかぶってみたいであります！ 『ダースベーダー』のマスクを。ナウ！ 」それは2003年が年齢的に１つの節目を迎えるせいなのか、はたまた別の要因があるのか。
実は東急ハンズの棚の上に鎮座していたダースベーダーマスクについて、前から密かに気になっていたのだ。購入に際しては洋服と同じで、かぶれるかどうか確認しなくてはいけない。静かな口調ながらも断固とした決意をみなぎらせつつ、店員さんに「あそこにあるダースベーダーのマスクが見たいんですけど!! 」と頼み、取ってもらったマスクをかぶって鏡の前まで歩いていく自分を客観視し、この年末に何をしてるんだ私は、と一瞬思ったような気もするが、気が付いたら持ち帰っていた。
いわゆる量産タイプと呼ばれているこのマスクはプラスチック製。前後2つのパーツに分離するので、最初に顔の部分をかぶってからヘルメット部分をかぶる。すると頭のてっぺんにあるマジックテープで両者は固定され、あっというまにベーダー卿に変身だ。お面と違って360度どこからみても完璧。（ただしヘルメットとは違うのでこれを着用してバイクに乗ってはいけない。）
こうして『白鳥のジュン』になりたかった少女は、大人になってダースベーダーをかぶってしまった。なぜダースベーダーだったのか。他にももっと選択肢はあるだろうに!! それは自分でもわからないが、非日常的な感覚を楽しめたことだけは確かだった。
余談
昔コスプレマニアだった知人の話によれば、「コスプレの醍醐味とは自分で衣装を作ることにある」のだそうだ。自身の結婚式の二次会で終始「むじん君」だった彼の言葉には、なかなか説得力があった。
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ヘルメットとマスクを分離
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ヘルメットをとるとこうなる…
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| 品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
STAR WARS MASKS
（ダースベーダーマスク） |
DON POST STUDIOS STAR WARS(TM) MASKS
(C) TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION |
13,800円 |
東急ハンズ
新宿店 |
（すずまり）
2003/01/27 11:08
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