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ありきたりだが、どこか自慢したい「基板スケール」
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学校の授業や、仕事でも時々使うモノに30cm定規がある。大昔は竹製のモノが普通だったが、最近はめったにお目にかからなくなり、透明のプラスチック製が大勢を占める。定規の下で本来なら隠れて見えなくなってしまう部分まで綺麗に透けて見えるので便利なことも多いが、もはや当たり前過ぎて、デザインで選んだりするステーショナリーではなくなってしまった。
本来、トランスペアレントなモノは、それが登場したときにはかなりのインパクトがあるが、実際に使い出すと、あまり個性的な特徴がなく、逆にその効果が実際に必要なモノにのみ採用され使い続けられるケースが多い。前述の定規をはじめ、玉子のパック、体温計、温度計、腕時計の風防などがその典型的な実用物だ。
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30cmと15cmの2種類がある
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在庫があれば、何種類かの中から趣味にあったモノを選べる
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個性的だと感じられるモノにはいろいろな要素があるが、最も簡単なのは、他と異なった外観を持つことである。本日、ご紹介するCompuNote社の定規は採用しているマテリアルの観点から、無理をしなくても自然と個性的な特徴をもつ製品だ。
このCompuNote社は、スクラップとなったコンピュータ基板等を流用して、システムノートのバインダーやクリップボード等を作って、コンピュータショウの会場などで展示していたので、海外の展示会で目にしたことのある方も多いだろう。社名のいわれもそのあたりにあるようだ。最近のCompuNote社では、既にありきたりになってしまったシステムノートのバインダーやクリップボードではなく、セロハンテープのディスペンサーや今回ご紹介する定規などの新しいモノも販売している。
定規は30cmモノと扱いやすい15cmモノの2種類が販売されている。いずれもアルミプレートの表面の溝にキチッとはまり込むようにコンピュータ基板の一部をカットし、それを精巧に埋め込んである。背面は接地面を確実にホールドできるように硬質のゴムテープを基板と同様に張り込んであるので、線を引いたり、またある時はカッターで何かをまっすぐに切り取るとき等にも密着感は抜群だ。
アクセサリーに使用しているコンピュータ基板は、もともと大きなモノをストライプ状に切り取って使用しているので、同じ模様の定規が複数でき上がる確率は極めて低く、同じショップで購入しても必ずといって良いほど、自然と個性豊かな定規になってしまう仕組みだ。実際に、筆者が購入するときも、多くのサンプルの中から、最も好みの模様を選んで購入したのは言うまでもない。30cmモノは自宅やオフィスのデスク上で、15cmモノはモバイル環境で活用している。
品名 |
購入価格 |
購入場所 |
CompuNote社 定規(30cm・15cm) |
1,100円(30cm)、800円(15cm) |
大阪日本橋 シリコンハウス |
・ シリコンハウス
http://www.kyohritsu.com/
・ CompuNote
http://www.compunote.net/
(ゼロ・ハリ)
2003/01/16 11:06
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