ケータイWatch　本日の一品

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鍵をなくした場合も考えてロック「こころのナンバーキー」

キュートなパッケージに入ったキュートな形の錠

　世の中には、筆者のように、鞄の鍵を頻繁になくす人もいれば、そんなモノはめったになくさないと自信を持っている人もいる。筆者は、もしものことを考えて、旅行鞄やブリーフケースには錠前は絶対にかけない部類の人間だ。海外旅行のトランクにも絶対に錠をかけることはなく、いつもストラップで蓋が開けにくいようにしている。

　錠前をすることで、他人に不用意に鞄を開けられて中身を見られることはなくなるが、同時にそれは、自分も鍵をなくすと他人と同じ立場に置かれてしまうという、諸刃の剣となってしまうのだ。筆者の場合は、盗られたり覗かれたりする危険性よりも、自分で鍵をなくす危険性の方が明らかに高いと判断しているので、筆者は、ほとんどの鞄に錠前をしない。

　ゼロ社のブリーフケースやリモワ社の旅行トランクを購入しても、鍵は使うことがないので、引き出しの奥にしまってしまうか、ゴミ箱行きだ。再度、その鍵が必要になるのはその鞄をオークションに出すときくらいだろう。筆者が時折使っているヴィトンのブリーフケースにも、真鍮性のあまり格好良くない南京錠が付属している。出張等での移動時に、その鍵をかけている人を知っているが、筆者の場合は、鍵をかけた鞄の中身より外側の鞄が一番値段が高いので、それもあまり意味のないことだった。

　まして、かけた鍵をどこかで紛失してしまうと、出張先でパソコンも書類も何もかもが取り出せなくなるリスクを覚悟しなければならない。その点、物理的な鍵を開閉に用いない番号錠は、番号さえ覚えておけば有効なのでとても助かる。本日ご紹介する番号錠は、一般的には3桁の番号錠が多い中、コンパクトさを重視したためか2桁になっている。しかし、これでも最大で100通りのトライをしなければならないこととなり、見せかけ上の効果としては大きな違いはない。そもそも他人がそんな番号合わせを堂々とできる場所に大事な鞄を放置する方が間違っていることだけは事実だ。

　クロームカラーでハート形をした番号ロックはなかなか綺麗だが、組み合わせるパートナー探しが難解だ。カラーがシルバーではなくゴールドだったらヴィトンのブリーフにはぴったりだっただろう。2桁の番号は、ユーザーが自由かつ簡単に変更できる。数多く見かける番号錠だが、このハート形のようなエレガントな番号錠は本当に珍しい。一般的には3桁が常識のように思われている既成事実を見直し、たった1桁減らすだけで、これだけバランスのとれたデザインにできるとは意外だ。


常識的な3桁番号錠を2桁にするだけでデザイン性は向上	鍵をなくしては困るモノには番号錠がベストな組み合わせだ

品名	購入価格	購入場所
ハート形の番号錠	650円	大阪　なんばCITY内「グラマー」

・なんばCITY
　 http://www.nambacity.com/

（ゼロ・ハリ）
2003/01/06 11:07

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