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オプション購入でエスカレーションするiPodは楽しい!?
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しまりが出たという前向きな意見と、ダサイという意見に分かれた筆者の「IPodホイールフィルム」
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アップル製品の特徴は、凝り性の人間にはその欲望の向くままどこまでも楽しませてくれることだ。これは筆者が初代Macで遊んでいた十数年以上前から少しも変わってはいない。PDAの代名詞となったPalmもそのあたりはアップルの血を引くデバイスだ。筆者もWindows版iPodが発売されるやすぐに10GBバージョンを購入した。しかし、10GBのHDDが内部に入っているので当然重くて当たり前なのだが、それにしても少々納得がいかない重さではある。
おまけに表面以外はピカピカの金属仕上げで豪華なのだが、ちょっと素手で触れただけでも曇りが目立ってしまう。うっかり鞄に他のモノと一緒に収納して一日通勤の波に揉まれたりすると、背面のテカテカ部分には小さな傷がいっぱい付く。加えて、やや重いそのユニットは滑りやすい本体の金属素材と相まって、手で持っていても、油断するとついつい滑って落としそうになる。人間が持ち歩くことを前提に考えたらこういうデザインはできないはずだが、そこを無視してデザインコンシャスに唯我独尊でやってしまうのがアップル社のクレイジーなところでもあり、魅力的なところでもあるのだ。
しかし、示し合わせたように、それらをカバーする他社製品やマニアックグッズがすぐさま揃ってしまうところも、アップルワールドの凄いところだ。購入した翌日には、相当おつむの巡りの悪い筆者でも、いつかヤフオクで売るときのことを考えて、ピカピカの本体を守るために何か本体のプロテクターが必要なことや、真っ白い表面処理は最近の同社の特徴でスッキリはしているが、好みにもよるがあっさりしすぎて物足りなくも思えること、そして、持ち歩くときには格好良いが、自宅の机の上にただ置いて、既存のオーディオスピーカーと接続して卓上プレーヤーとして利用するには、あまりにも収まりが悪いことなどすぐに感じてしまうのだ。
しかし、使い込んでいくにつれて必要を感じるようなモノは秋葉原のアップル系のショップやWeb通販ショップを眺めれば、その全てが発売されていることに気がつく。筆者のiPodは購入3日目にして、乳白色の「iPodシリコンジャケット」でボディを保護し、少し味気なかった中央のスクロールホイールは「iPodホイールフィルム」で少しワイルドに変化。自宅で卓上オーディオプレーヤーとして機能する時は、適度な傾きでさりげなく自己主張できる金属製「iPodシンプルスタンド」に載っかっている。ひょっとすると、アップル社はiPodの発売に際して、日本独自のケータイ・アクセサリー市場を研究し尽くしたのかもしれない!?
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シリコンジャケットを着て安心して金属椅子に腰を下ろす筆者のiPod
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iPodシンプルスタンドのおかげで既製のオーディオとの接続もうまくいった
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
iPodシリコンジャケット
iPodホイールフィルム
iPodシンプルスタンド |
2980円 600円 1480円 |
iPod関連商品販売サイト |
・ iPod製品情報(アップル コンピュータ)
http://www.apple.co.jp/ipod/index.html
(ゼロ・ハリ)
2002/12/06 10:59
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