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USB2.0だ! 急いで読み込め!!
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3.5インチベイに取り付けられた「Card-Exchanger 6in1 USB2.0」
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カメラ付きケータイが続々とリリースされている一方、デジタルカメラも気がつけば、300万画素が当たり前というご時世。どんどん高画質になってきたのはうれしい限りだけど、困るのがメモリカードの扱い。種類はいくつもあるし、記録されるファイルサイズもどんどん大きくなってきている。特に、巨大化した画像データは読み込みに時間が掛かるのがうれしくない。
そこで、筆者は従来からSCSI接続のPCカードリーダーを用意し、各種メモリカードにPCカードアダプタを装着して、読み込んでいる。その昔はUSB1.1対応のメモリカードリーダーも使ってたんだけど、とにかく転送が遅くて、思わず寝てしまいそうになるので、この方式に切り替えたわけだ。ただ、これまた気がついてみれば、世の中、SCSIなんざ使う人はごくわずか。まあ、販売店の外付けドライブコーナーを見れば、IEEE1394にUSB2.0対応製品がズラリ。転送速度は「400Mbpsオーバー」だとさ（笑）。
じゃあ、USB2.0、もしくはIEEE1394対応のメモリカードリーダーはないもんかと探してみたんだけど、なかなか見つからない。ようやく今年の夏頃から対応製品が出てきはじめたんだけど、そのほとんどが外付けタイプのものばかり。外付けタイプは接続が簡単でいいんだけど、電源が必要だったり、ケーブルをつないだりと、今イチ気に入らない。それに、我が愛機には、外部アクセスが可能な3.5インチベイがしっかりと２つも空いている。これを利用しない手はないよな。
そんなわけで、今年の夏以来、USB2.0対応の内蔵メモリカードリーダーが出てこないものかと情報を収集していたところ、ようやく発売されたのが「Card-Exchanger 6in1 USB2.0」（エムエスエイ）だ。その名前からもわかるように、６種類のメモリカードに対応したメモリカードリーダーだ。６種類というのは、「コンパクトフラッシュ（CF）」「マイクロドライブ」「SDメモリカード」「マルチメディアカード（MMC）」「スマートメディア（3.5/5V対応）」「メモリースティック」。これらの内、コンパクトフラッシュとマイクロドライブ、SDメモリカードとマルチメディアカードはそれぞれ同じスロットで利用できるため、本体には４つのスロットを備えている。
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きちんとそれぞれのメディア用のアイコンが用意されているところがイカす
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USBポートとの接続は、専用ブラケットを介して、外部ポートに接続することもできるし、一部のマザーボード上に実装されている内部USBポートに接続することも可能。パッケージにはそれぞれのポートに接続するUSBケーブルや専用ブラケットも付属する。ちなみに、筆者はIEEE1394ポートとUSB2.0ポートを内部と外部に備えたAdaptecのインターフェイスカード「DuoConnect」を利用しているので、内部のUSBポートに接続した。
「Card-Exchanger 6in1 USB2.0」がもうひとつイケてるのは、きちんとそれぞれのメディア用のアイコンが用意されていて、インストールすれば、マイコンピュータに４つのドライブがアイコン付きで表示される点だ。メモリカードを挿していないときは、通常のアイコンのままだが、メモリカードを挿せば、画面のようにアイコンが表示される。
さて、気になるのは転送速度。写真を十数枚ほど撮影して、転送してみたところ、SCSI接続のPCカードリーダーで約40秒以上も掛かったのに対し、「Card-Exchanger 6in1 USB2.0」では約10秒ちょっとといったところ。これで撮影した画像をすぐにパソコンに転送できるから、原稿作成も一気にスピードアップ……するといいよねぇ（笑）。
| 品名 |
販売元 |
購入価格 |
購入場所 |
| Card-Exchanger 6in1 USB2.0 |
（株）エムエスエイ |
7980円 |
ヨドバシカメラ |
・ 製品情報
http://mf.msa.co.jp/ce6in1usb/index.html
（法林岳之）
2002/11/22 11:00
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