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飛雄馬よ！ あれが多窓型UFOだ！
チョコベーダーとジョー＆飛雄馬
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コンビニやスーパーの棚に並ぶ食玩の数々！ しかも、最近ではあからさまに大人を狙ったシリーズが多い。でも、もしも１つでも買ってしまったら、そこからコンビニを回ってでもコンプリートを目指す自分が容易に想像でき、恐ろしかったので手を出すまいと心に誓っていた。しかし、前を通るたびに必ずチラッと見てしまうものがあり、今回、ついにその２つに手を出してしまった。
子供の頃、「赤毛のアン」のような物語に混じって、世界の謎と不思議、宇宙の謎、謎の古代文明、ピラミッドの謎、恐竜図鑑、みたいな本をよく図書館で借りていた。というか、物語よりもその手の本の方がはるかに多かったような気がする。
当時テレビでは「○曜スペシャル」と題して探検隊が伝説の巨大なんとかを捜索しに行っていたし、ユリ・ゲラーはスプーンを曲げていたし、UFOや宇宙人と遭遇した人の話などのスペシャル番組を頻繁に放送していた。それを毎回心待ちにし、飽きることなく見つづけていた。
ビックバン、ブラックホール、超新星、白色わい星といった星の話から、超能力、心霊現象、宇宙人、アダムスキー型UFO、葉巻型UFOまで……信じる信じないは別として、とにかく想像を超えた世界、今目の前で見ることの出来ない世界、神秘ものや謎が大好きな子供であったのだ。いつかアタシもUFOと遭遇したい！ 宇宙人に会うんだ！ 念を送ると来るって本当ですか？ あたしにもスプーンは曲げられますか？ 念！ 念！ 念！ なんてことをまじめに考えていたのである。
それと同時に見ていたスポ根アニメの数々。全国的にひいき球団はジャイアンツというのがデフォルト・スタンダードだった頃の「巨人の星」は超懐かしいアニメの１つだ。そして殴られ、マウスピースが飛んでいくシーンが子供心に怖かった「あしたのジョー」。
こうした刷り込みともいえる（？）子供時代に繰り返し見た映像によって、いやおうなしに体が反応してレジに持って行ってしまったのが、子供の頃に本で読んだUFO目撃談がフィギュア化されたチョコベーダーと、かつての名場面がジオラマ化されたジョー＆飛雄馬というわけ。
本当は「宇宙人とジョーの対決」とか「飛雄馬とバッターボックスの宇宙人」という組み合わせで遊んでみたかったのだが、あいにく宇宙人ゲットできず。代わりに1955年にアメリカ・ケンタッキー州ホプキンスビルで目撃されたという「多窓型UFO」と1977年にアメリカ テキサス州 エル・パソで目撃されたという「ソンブレロ型UFO」を手に入れたので、多窓型UFOを使って遊んでみた。
今度はガソリンスタンドを破壊して飛び去るソンブレロ型UFOを不安げに目撃している明子ねーちゃんという構図も楽しみたいと思う。食玩はなかなか奥が深いと思うこの頃だ。
| 品名 |
購入価格 |
購入場所 |
| 宇宙大作戦チョコベーダー |
145円 |
セブンイレブン |
| 少年マガジン名作セレクション『ジョー＆飛雄馬』 |
290円 |
クイーンズ伊勢丹 |
・ 宇宙大作戦チョコベーダー製品情報
http://www.chocovader.com/
（すずまり）
2002/11/14 11:07
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