|
|
|
別れても~チェキな人~。というわけで「チェキ i」
|
|
|
もうみんながデジカメを持っている。携帯電話にもカメラ機能が搭載され、どんどん高性能になるし、デジカメごときではだーれも驚かなくなってしまった。いまや、インスタントカメラの方がもの珍しく感じられるのではないだろうか。
ご存じの通り、インスタントカメラはその場で写真が飛び出してくる。画像が出てくるまでのちょっとの間のワクワク感がこのカメラの一番の醍醐味だろう。この醍醐味は人が集まるシーンでさらに有効なものとなる。どんな風に写っているかその場で確認できるので、わかっていてもつい見たくなってしまうのが人というものだ。だから人が集まる場所に出かけるときは必ずデジカメ以外に1台、ライブ用にチェキ(instax mini 10)を持参していた。サービス精神を発揮するにはもってこいなのだ(このあたりが荷物が多いといわれるゆえん)。
しかしこの初期型チェキは動作音の大きさが少々悩みのタネであった。電源ONのまま放置していると自動的にOFFになってくれるのだが、突然大きな音で「ジーーーーッ!!!!」というものだから一瞬みんなが驚いて振り向いたりして、筆者もちょっぴり恥ずかしかった。もう少し静かになってはくれまいか……。ただそれを除けばたいした不満もなかったので、その後続々登場してきた新しいバージョンは素通りしていたのだが、ある時目に飛び込んできたサイバーに輝く銀色のボディ。それが「チェキ i」であった。
その近未来的な色や形だけでも十分購入動機を生んだのだが、何よりも音が(やや)静かになったという点が決定打となった。文章で表現するのは難しいが初期型の高音の「ジーーーーッ!!!!」が低音の「ん~~~~ッ」程度になっていたのである。さらに三脚ネジ穴、セルフタイマー、40cm~60cm間の接写ができるオプションレンズがつき、フラッシュの切り替えも可能になった。(ただ難点といえば、初期型ではくぼんでいたシャッターがチェキ iでは出っ張っている点だろうか。軽いタッチでもシャッターが切れてしまうので間違って意味不明なシーンを切り出したことがある)
早速持ち出してみたところ案の定「ナニソレ~!?」という反応。うしし。チェキi、当分の間活躍してくれそうである。
余談だが、出てきた写真を「振る」というよく見かける行為。そうすると早くでてきそうという感覚になりがちだが、実はコレ、やってはいけないんだってご存知であったか!! 画像が安定するまでは直射日光を避けてそっとしておくのがいいんだそうな。
さらに余談だが、以前プリンカム(FinePix PR21)という名前のチェキとデジカメが一体化したカメラがあったが、安価でコンパクトで軽量で性能UPなバージョンは今後予定されないのだろうか。いや、なんとなく気になったもので。
品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
インスタントカメラ instax mini 30 チェキ i |
富士フイルム |
9800円 |
ヨドバシカメラ新宿西口店 |
・ チェキi製品情報
http://www.fujifilm.co.jp/instant/im30.html
(すずまり)
2002/11/01 11:08
|
|
|
|
|