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出遅れて行った丸ビルで衝動買い「グローブトロッターの鞄」
内部の書類ケース側はごくノーマルだ。意外と深さがあり内部の容積は大きい
新しいモノや、新しい名所は、何でも一番に行くのが大好きだが、その反面(?)、一度乗り遅れると最後までそれに関わらないことをモットーとしている。鳴り物入りでオープンした東京駅の真ん前の新しい「丸ビル」がまさにそれだった。すぐそばに、「古かった頃の丸ビル」に対して命名した「新丸ビル」というのがすでに在って、新装となった丸ビルは「新丸ビル」と名乗れないあたりは、ある意味混沌の街「東京」を象徴しているかもしれない。
このままなら、一生立ち入ることがないかと思われた同ビルだが、予想に反して中途半端に入ってしまった。最上階にはデパートの食堂街のように高級なレストランがひしめきあい、地上6階くらいまでは、明らかに女性をターゲットにしたと思われるショップが溢れかえっている。多くの場合、この手のビルがオープンすると、お店の種類やグレードとはかけ離れて、訪れる顧客の年齢層が本来の対象よりはるかに低いのが平均的日本の姿だ。しかし、それは「近未来の顧客」の「マインドシェアを取る」という観点では正しい結論なのだろう。オープン間もない丸ビルに関しては、赤ちゃん以外のほとんどの年齢層が居ると言っても過言ではない状況だった。
その丸ビルの中に今まで入ったこともなかった「コンランショップ」という英国のテレンス・コンラン卿とかいうおじさんが気に入ったモノだけを販売しているというインテリアショップを見つけ、以前から興味のあった「グローブトロッター社」の「スリム・アタッシュケース」を衝動買いしてしまった。コンランショップのファンには叱られそうだが、筆者には「コンランショップ」と「ヤマギワ・リビナ」の違いも全く理解できなかったが、リビナにはMH社の鞄はあっても、グローブトロッター社の鞄は置いていないことだけは確かだった。
最近は使う機会が減ったアタッシュケースなのだが、何度かSHIPSやAXISで見て、もし次にアタッシュケースを買うなら、グローブトロッター社の軽量のモノと決めていた。多種取り揃えた同社のラゲッジケースは、「バルカンファイバー」と呼ばれる十数枚以上の紙を樹脂で重ね固めた素材を折り曲げて作り上げた強度の高いトランクだ。噂に違わず、筆者の購入した「スリム・アタッシュ」は軽量ではあるが、ちょっとやそっとでへこんだりしない強度を持っているように見える。一番弱そうな8カ所のコーナーは当然ながら本体と同様の素材で二重に補強され、構造上弱くなるアタッシュケースの蓋側は、内部を木製と思われるフレームで強化されており、外部から加わる不規則な捻りなどの力でも本来の方形を堅持できるように強化されている。
アタッシュケースと言えば、今まで米国のゼロハリーバートン社かリモワ社のモノしか経験の無かった筆者だが、グローブトロッター社のスリム・アタッシュケースは、それらとは違ったまた別の頑固な主張を持った英国らしいブリーフケースのようだ。
米国らしいゼロ(後)と対局に位置する大英帝国の頑固さをそのまま打ち出したバルカンファイバー製のグローブトロッター(前)
本体の左右に浮き彫りになった同社のロゴとエンブレムが特徴だ
品名
購入価格
購入場所
グローブトロッター製
スリムアタッシュケース
3万9000円
丸ビル内「コンランショップ」
(ゼロ・ハリ)
2002/10/21 18:26
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ケータイWatch編集部
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