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ブロードバンドはインターネットラジオだ!!
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サン電子「BiBio」サイズ:305(W)×180(H)×170(D)mm、1.4kg(ACアダプタを除く)。インターフェイス:100BASE-TX/10BASE-T対応Ethernetポート、USB(1.0)ポート、メモリースティックスロット(MGメモリースティックの著作権保護機能は利用不可)、電源ジャック。液晶ディスプレイ:240×64ドット、モノクロ、バックライト付き。
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ADSLやCATVインターネット、FTTH、無線インターネットなど、ここのところ、インターネットのブロードバンド化が急速に進んでいる。最初の内は、スループットがどれだけ出たの、開通にどれくらい掛かったのと、いろいろと話題に事欠かないんだけど、いざ使い道を聞いてみると、意外にホームページ閲覧とメールが増えたくらいだったりする。
僚誌「Broadband Watch」の人気コーナー『ブロードバンド百景』の第一景でも紹介したように、筆者はブロードバンド環境が整って以来、少し古めのノートPCをインターネット専用ラジオとして活用している。ノートPCにアンプ、スピーカーと、結構な出費になったんだけど、とにかく24時間、好きなジャンルの音楽が聴けるのは楽しい。
ところが、これとほぼ同じ環境を1台のハードウェアで実現した商品が登場してしまった。サン電子が発売したブロードバンドラジオ「BiBio」だ。大口径のスピーカーを左右に備えたBiBioは、ブロードバンド回線に接続することにより、パソコンがなくてもインターネットラジオが楽しめるアイテムだ。セットアップは非常にカンタンで、本体の背面の100BASE-TX/10BASE-T対応EthernetポートをLAN環境に接続し、あとはACアダプタをつなぐだけ。本体上部にはメモリースティックスロットを備えており、メモリースティックに保存したMP3ファイルやWindows Media Audioのファイルを再生することができる。また、背面のUSBポートとパソコンを接続すれば、メモリースティックスロットを外部ストレージメディアとして活用することも可能だ(Windows XP/2000環境のみ)。

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背面には100BASE-TX/10BASE-T対応Ethernetポート、USB(1.0)ポート、電源端子、ステレオヘッドホンジャックを備える。
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インターネット上には、世界中に数万局以上とも言われるインターネットラジオ局が存在する。その中から好みのサイトを探すのはたいへんな作業だが、サン電子ではBiBioユーザーのために、厳選したラジオ局のリストをサーバー上に用意し、そのリストサーバを経由して、各サイトにアクセスできるようになっている。リストサーバはジャンルごとに区分されており、本体前面左のダイヤルをクルクルと回して、画面上で選択する。好みのラジオ局が見つかれば、最大5つまでプリセットボタンに登録しておくこともできる。
BiBioが届いて以来、我が家はほとんど音楽が途切れることなく、流れている。仕事中はゴキゲンな’70~’80年代のロック、落ち着きたいときはクラシックやジャズ、たまに民族音楽やトークなんかも聴いてみたりして、結構、楽しく使っている。ミニコンポサイズのユニットにまとめたモノが欲しいとか、リモコンが使いたいなんていう要望もあるけど、とにかくパソコンを使わなくても手軽にインターネットラジオが楽しめるようになったのはうれしい。操作が非常にカンタンなので、パソコンやデジタル機器に詳しくない人でも気軽に使うことができる。ブロードバンド化したのはいいけど、「私たちには何かメリットないの?」なんて冷たい視線を家族から受けてる人には、説得材料のひとつとしてもオススメだ。
品名 |
購入場所 |
価格 |
ブロードバンドラジオ「BiBio」 |
サン電子ダイレクト |
3万4800円(税別) |
・ 『BiBio』製品情報(サン電子)
http://www.sun-denshi.co.jp/scc/bb/
・ 便利で愉快なインターネットラジオ 「サン電子 BiBio」(スタパ齋藤の「スタパバンド」)
http://www.watch.impress.co.jp/broadband/column/stapa/2002/10/02/index.htm
(法林岳之)
2002/10/08 11:19
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