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久しぶりに愛用のPDAをPalmからLinuxザウルスに!
重さ138グラムのザウルスは超軽量で薄く少しデリケートだ
大昔はカシオの電子手帳派、昔はザウルス派、そのあとしばらくはHP95~200LX派、そしてここ2~3年はPalm派だった筆者のPDAライフだが、ハードウエアスペックからみて、かなりコストパフォーマンスの優れた本体、そこにエンベッドLinuxを搭載した新生ザウルス「SL-A300」に衝動的に変更してしまった。SL-A300は発売日に秋葉原のザ・コンピュータ館で、筆者が購入した後、ほんの数人で初回入荷分は売り切れとなったようだ。
元来、メールやプレゼンテーション、原稿起こしなどのデイリーワークをモバイルPCの情報機器のメインとして使用しており、音声通話を除けば、歩きながらのメール閲覧と手短なメール作成機器として携帯電話を並列活用している。そういう筆者のPDAの使い方は、ごく一般的にPDAを徹底活用したいというユーザーより低次元なので、どの程度の参考になるかわからない。先週まで使っていたPalm(m130)も、実際に活用していたのはモバイルPCと連携する「スケジュール管理」とお店のデータや地図等に代表される小さな「グラフィック・メモ」の管理だけだ。SL-A300は、Palm Desktopのデータをインポート可能なのでPalmユーザーの移行は非常に簡単だ。
スケジュール管理は、高速なPalmの得意技の範疇だが、グラフィカルなメモの管理は多くのPalm互換機の多くが逆に不得手な分野だ。新しいLinuxザウルスはパソコン画面上の表示されている画面イメージを「PrtSc」を押すだけで、オートマチックにザウルスのメモリーに転送してくれる。また、部分的にカットしたJPEG画像ファイルやWordやExcelデータもそのままザウルスに転送・表示することが可能だ。転送されたグラフィカルイメージはザウルス上でサムネイル表示することが可能なので、目的の画像ファイルを目で追いながら検索することもとても容易だ。
またそれら画像ファイルやメモ帳に転送したテキストファイルをカレンダーの任意のイベントとリンクしタイムリーに参照することも可能だ。実際に筆者は、アドレスブックや、Outlookとリンク可能なメール機能の両方とも使ってはいないが、スケジュール管理とグラフィック&テキストファイルとのリンク機能だけで十分便利に活用している。過去、多くの場合、PDA単体でメールをゲットしたり、ネットサーフィンを実現するために、追加でコミュニケーション・アダプターなどを購入するのが常であったが、これが、PDAに実力以上のことをやらせようとする間違いの始まりなのかもしれない。
プレゼンテーションや本格的なメール処理は「モバイルPC」、超簡単なメールの送受信と緊急の音声会話は「携帯電話」、電源オン直後にチェックできる手のひらデータベースは「PDA」で、というのがここ2~3年の筆者の結論だ。新生ザウルスは、IT機器を積極的に切り分けて使っているユーザにもピッタリのPDAだ。
ザウルスショット機能でパソコン画像を転送・閲覧
気になったHPも「PrtSc」キーを押して一発転送を実現
品名
購入価格
発売元
ザウルス SL-A300
4万9800円
シャープ
・ ザウルス SL-A300製品情報
http://sl.ezaurus.com/
(ゼロ・ハリ)
2002/08/28 11:06
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ケータイWatch編集部
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