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「ネズミ」を押さえつけられるのは昔から「猫」しかいない!?
黒い小猫がマウスケーブルをマネージしてくれる(シロ猫もいる)
1981年に米国IBM社の最初のパソコンである「The IBM PC」の発表で始まり、現在に至るパソコンの20年を超える歴史において、もう人類が思いつくモノはほとんど全てその姿を現し、どんなに目新しそうなモノが現れても、基本的にはすでにある何かの置き換えや、マイナーチェンジでしかあり得ないのが昨今のこの業界の特徴のようだ。もはや新しいモノは何もなく、パソコン本体と周辺産業は成熟期を終え、これからは間違いなく電気冷蔵庫や電気洗濯機と同じ道を共に歩むことになりそうだ。
そんな中、意外と元気なのが、モバイルPCを収納し、持ち運びするための鞄や周辺アクセサリーを扱う二次周辺産業だ。こうした状況は、すでに六千万台強の普及を極めた携帯電話市場において、ストラップやアクセサリーなどの二次周辺産業が活況を呈しているのと非常によく似ている。
一方、大きく使い方やテクノロジーに変更のないマイナーチェンジが必ずしも二次周辺機器産業にもプラスになるかと言えば、それも必ずしもそうではなく、テクノロジーの進歩とそれを取り込んだ製品が市場で広まっても、必ずしもその二次周辺機器も盛り上がるとは限らないようだ。ワイヤレステクノロジーの進歩は、ネットワークだけではなく、ポインティング・デバイスの世界でも同様だ。ケーブルレスになり尻尾の無くなったマウスは多くのメーカーから発売され便利なようだが、筆者の周囲を見てもそれ程多くのユーザが使用しているとも思えない。確かにマウスにまとわりつくケーブルはある時は操作の邪魔になり、無ければどれだけスッキリするか考えることが多いのも事実だ。
しかし、尻尾のないマウスはその存在自体がもうマウスではないのだ。ゼロックスが最初に開発したこの画期的なポインティング・デバイスである「マウス」はやはりトレードマークである「尻尾のあるマウス」であり続けることが必要なのかもしれない。本日、皆様にご紹介する「ケーブル・フィックス」は、マウスの尻尾が操作時に机上で多少暴れがちになるのを上手く押さえ込んでくれる猫のような存在だ。机の中から飛び出したかのように見える小猫が、左手でうまく暴れるマウスの尻尾を押さえてくれる。残念ながらアドバンスなワイヤレステクノロジーを取り込んだ最新のコードレスマウスではこの楽しさは味わえない。テクノロジーの進歩は、確かにパソコン操作を快適にはしてくれるが、必ずしも楽しくしてくれるとは限らないのだ。
黒いマスには黒い子猫がよく似合う
猫は両面テープでデスクトップに張り付くので安定してマウスを使える
品名
購入価格
購入場所
ケーブルフィックス
430円
ヨドバシカメラ町田店
(ゼロ・ハリ)
2002/08/23 13:49
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ケータイWatch編集部
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