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スプラッタホラーの横綱「スクリーム」のマスクが部屋を飛ぶ!?
箱を開けた瞬間……「ドキッ!」
夏になると、昔ならお化け屋敷やホラー映画。ついこの間までは、海外のスプラッタームービーが日本の夏でも幅を利かせていたが、すでに日本国内でもこれらのフィクションを大きく超えてしまうシャレにならない猟奇事件が多発し、テレビのニュースを通じて、フィクションにはない現実の恐ろしさを身をもって感じる昨今だ。
日本国内の映画館でも上映され、多くの新しいスプラッタームービーファンを生んだ1996年の作品に「スクリーム」という有名な映画がある。1本の間違い電話から始まるこの物語は、その後、1997年の「スクリーム2」、そして2000年の「スクリーム3」と多くのホラー&スプラッタームービーと同じく3本で完結するという典型的なパターンをとって20世紀に無事完結終了した。
スクリームは、その猟期犯罪を起こす輩が、頭の先から足下まで、全身黒づくめのコスチュームで身を覆い、顔には真っ白なマスクを装着しているのが大きな特徴だった。有名なムンクの絵画「叫び」を思い起こさせる、その苦しそうで、ある角度から見ると笑っているような特徴的なマスクは、映画の中から飛び出し、学園祭等や一般的な仮装パーティなどでもよく見かけるほどポピュラーになってしまった。
「Flying Ghost」は、そんなスクリームに登場するマスクをつけた幽霊だ。映画に登場するのは人間と等身大だが、Flying Ghostは身長約20センチ、常に2足歩行を行なわず、お腹に単4電池3本を蓄え、足の裏に取り付けられた2枚羽根のプロペラの回転する推進力で、それ程軽くはない自重のハンディを払いのけ、かなりのパワーで空中を旋回する。映画のように、特別に危険な刃物は持たないが、直径70mmのプロペラの回転力はかなり強く、高速回転しているFlying Ghostをプロペラに触れることなく静止するには多少の覚悟と注意力、経験が必要だ。
約80cmの紐で背中を吊るされたFlying Ghostは、天井に取り付けた回転式のハンガーを中心に、プロペラの推進力で円を描くようにかなり高速な回転運動を行ない、両目を時々チカチカと光らせ、そして空中を泳ぐように両手を掻き、叫び声をあげながら貴方を捕まえようと追いかけてくる。最初に、プロペラを回転させる電源スイッチを入れて、グライダーのように勢いよく送り出すテクニックと、回転するFlying Ghostを安全に静止させることが普通にできるようになれば完璧だ。
危険なのは、ブンブンと高速回転している時ではなく、電気を消した部屋にちょっと忘れ物などを取りに入った時、ただ何事もなく静かに吊されているFlying Ghostにおもいきり頭をぶつけることが多いことだ。「本当の危機」はいつも、身に危険を感じている時ではなく、忘れた頃やってくるのである。そんな教訓を十分与えてくれるFlying Ghostは、夏向けのホラートーイの一押しアイテムだ。
直径70mmのプロペラの高速回転パワーと推進力はなかなかのもの
準備完了。電源スイッチを入れ、後はグライダーのように押し出すだけ!
想像したより、けっこう高速飛行でシャッターチャンスは少ない!
壁面ギリギリを、目をチカチカ、手をばたつかせて、何か叫びながら旋回するFlying Ghost
品名
購入価格
購入場所
Flying Ghost
1200円
銀座 博品館1階
・ 博品館
http://www.hakuhinkan.co.jp/
(ゼロ・ハリ)
2002/08/20 11:04
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