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特別の場合に使う2種類の特別のゼムクリップ
100円ショップクリップと付加価値クリップたち
原理は同じだが、まったく別の目的にも使えそうな動物クリップ
「ゼムクリップ」や「ゼムピン」などと呼ばれている複数の紙片がバラバラにならないように一時的にまとめて綴じるステーショナリーは、米国では一般的にその目的を誰でも理解できるように「ペーパークリップ」と呼ばれている。今や世界中にあるペーパークリップは約10cmの長さの1本の針金を長楕円形に1回半丸く捻った形状をしているのが一般的だ。
昨今、世の中はインターネット時代で、会社も、ひょっとすると学校も、ある程度は「ペーパーレス」化が進み、こと紙に関係する種々のステーショナリーも少しずつ減少しているはずなのだが、なぜか、使う機会が減少すると、そのステーショナリーにはバリエーションが増えてくる傾向があるように筆者は感じている。これは、需要を喚起するために、メーカーが新しい使い方を提案しようとして新しい商品を出してくるからなのか、実際に、味気なくなって来ているソフトコピー&デジタルの世界に満足できない人間が、もっともっとクールではないホットな商品を求めるからなのか、きっとどちらかなのだろう。
紙を綴じるという最もベーシックなステーショナリーであるペーパクリップも例外ではない。100円ショップで購入すれば、普通の人なら決して1年では使い切れないほどの数のゼムピンを箱入りで購入できる時代ではあるが、一方で、ユニークな商品や高付加価値商品は、より高い値段でも売れている時代でもある。100円ショップの蔓延は、業界全体が商品をより単機能化して面白味のない画一化路線に進ませると思われがちだが、実際には、別の高付加価値路線を考える企業が出現し、ステーショナリー産業自身を以前より、より面白いモノにしてくれている。
厚紙を一時的に綴じたり、より多くの用紙を複数枚一気に綴じられるペーパークリップ「Only One」も新しい時代のペーパークリップの仲間だ。従来なら一般のコピー紙10枚が限度だったごく普通のゼムピンに対してOnly Oneなら軽くその2倍の厚さまでをしっかりと綴じることが可能だ。ちょっとチープだが、マネークリップやビジネスカードクリップにも応用できそうだ。いろいろな動物の形を模した手作りの大型クリップも100円ショップ・ゼムピンとは別方向を目指す回答だろう。ごく普通のゼムピンが軽く100個以上購入できる価格よりはるかに高価だが、TPOに応じた使い方によってはその効果は何百倍にも生きるだろう。
新しい構造で枚数に関わらず確実にグリップ
20枚くらいなら、しっかりホールドする
品名
購入価格
ペーパークリップ「Only One」
動物クリップ ライオン
動物クリップ カエル
4個140円
110円
250円
(ゼロ・ハリ)
2002/08/05 11:07
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ケータイWatch編集部
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