|
|
|
タイマー付きだからセミナーも時間通り?
|
|
|
|
パッケージもシンプルでコンパクトサイズ
|
ケータイ Watchで連載しているためか、最近、いろいろなところで「お話」をする仕事が増えている。「お話」といってもimpress TVの「ケータイならオレに聞け!」のオープニングに使われる『雑談』じゃなく(なぜか好評らしいけど)、いわゆるセミナーというか、講演みたいなものを頼まれることが多い。
ところが、このセミナーというお仕事がなかなか難しい。標題に合わせたストーリーを考え、受講者の方のための参考資料をPowerPointで作成しなくちゃならない。なかでも資料の作成は講演時間との兼ね合いでプレゼンテーションシートの枚数を調整したり、内容をわかりやすくするために、写真を用意したりと、なかなか手間が掛かる。無事に資料が完成し、セミナー会場に向かえば、あとは「しゃべるだけだからカンタン」……と言いたいところなんだけど、実はセミナーで最もたいへんなのが当日の時間配分だったりする。
セミナーで話す人にも寄るんだろうけど、ボク自身は元々、おしゃべりな上にサービス精神旺盛と来てるもんだから、せっかく講演時間を考えて資料を作ったのに、実際のセミナーでは結構、余計なことを話してしまい、なかなか予定通りのペースで話を進められないことがある。そこで、普段はテーブルの上に腕時計を置いてるんだけど、これがまた、セミナー会場って資料をプロジェクターでスクリーンに投影する関係上、演台付近は薄暗く、意外に時計が見えにくかったりするんだな。
|
液晶ディスプレイに残り時間が見せられるだけでなく、LEDも時間経過に合わせて、消灯する
|
そんなシーンでのお助けアイテムになりそうなのがシャープの「タイマー付きレーザーポインター PO-100T」だ。セミナーではスクリーンを指すために、レーザーポインターを使うことが多いんだけど、PO-100Tはレーザーポインターにタイマーを内蔵し、液晶ディスプレイとLEDを装備することにより、講演者がいつでも時間の経過を確認できるようにしている。シャープによれば、タイマー付きレーザーポインターは業界初の商品らしいんだけど、なぜ誰もこんな便利なものを思いつかなかったのが不思議なくらいだ。
まず、タイマーはカウントダウン方式で、最大199分まで設定が可能。4つのLEDは設定時間を分割して消灯させたり、任意に消灯させたりすることができる。液晶ディスプレイには残り時間が表示されるが、バックライトもついているので、暗い演台付近でもちゃんと残り時間が確認できる。省電力と安全性も考えられていて、電源スイッチを操作しなければ、レーザーはオンにならないし、万が一、保管時などにレーザー照射ボタンが押されたままになっても約3分間で照射が自動停止するようになっている。
欲を言えば、これに合う専用ケースが欲しいところだけど、とにかく時間が確実にわかるというのは講演する側の立場としてもうれしいところ。これで次回のセミナーは時間通りに進められるかな?
品名 |
発売元 |
標準価格 |
タイマー付レーザーポインター(PO-100T) |
シャープ |
9500円 |
・ 「タイマー付きレーザーポインター PO-100T」(ニュースリリース)
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/020621.html
(法林岳之)
2002/07/31 11:27
|
|
|
|
|