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注射器恐怖症矯正に役立つ(?)ラインマーカー
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なかなかリアルな作りで、一瞬ドキッとする人も多いだろう
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絶妙な色合いで、趣味が悪い!と非難される可能性も大きい
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人にはそれぞれの弱みや問題があるものだ。かく言う筆者も、内緒だが、普通の人には何でもないものでも、とてつもなく弱いものがある。そういう「弱いアイテム トップ10」の常連としていつも顔を出してくるモノの代表選手が「注射器」だ。しかし、誰でも、自分の体の一部に先の尖った針を突き立てたいなんて思わないのが普通だろう。
筆者の友人は、子供の頃の悪い思い出からか、その「注射器」にとてつもなく弱く、直接注射器や注射針を見なくても、それらを確実に連想させる物を見ただけで、いつの間にかその場から姿を消してしまう。もちろん、生まれてこれまでに献血はしたことがないし、採血車が駐車している道路脇は歩かないし、職場の健康診断でも採血場所には近づかない。別段、血をみることが怖い訳ではなく、要は、あの注射器の形状が「アウト」なのだ。多少オーバーな表現だが、友人によれば「注射器を使われるくらいなら、カッターナイフで切られた方がはるかにマシ」なのだそうだ。
そんな状態が続くと、全ての健康状態がわかるといわれる血液検査すら受けることができず、健康管理の面からも大きなマイナスだ。そんな彼を何とか注射器恐怖症から救い出す手段としては、日常から身の回りにその関連商品を徐々に増やして行き、いずれ本物の注射器を見ても、決してビビらない心の平静を除去に作り上げていくという方法が考えられる。
その訓練の最終段階に必要なのが、今回ご紹介する「インジェクション・ラインマーカー」だ。購入時にはビニール袋に入り、内部には、少しくすんだ赤色の静脈血液のようなインクが封入されている。少し固めのキャップを取り外し、線を引くと、確かに少し血液に似た色合いだ。なお、このラインマーカーが恐怖症の克服に役立てばよいが、あまり早い時期に見せて、注射器恐怖症の方が失神しても当方では一切関知しないので、使用時期には十分な配慮をしていただきたいところだ。
(ゼロ・ハリ)
2002/08/01 11:11
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