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DDIポケットは、今秋から開始する予定だった128kbpsのデータ通信サービスの提供を、2002年春頃に延期する意向を明らかにした。当面は、現行のAirH"で提供している定額制の32kbps通信を重点的にサービスしていくという。 同社はこれまで、今年10月末頃を目途に128kbpsのマルチパケット通信サービスを提供する意向を示してきたが、今回延期するに至ったのは、今夏より開始したデータ通信サービス「AirH"」で提供している32kbpsの定額制サービスが、同社の推測を上回って好評を得ている状態であることから、通信網が混雑し、ネットワーク上で輻輳が生じるなどの現象も見られたため。 現在同社では状況の改善に努めているが、予定していた128kbpsサービスは、この32kbpsサービスとネットワークを共有することになり、現状で双方を並行して進めるのは難しいと判断し、128kbpsの通信サービスを延期することとなった。 同社では、「AirH"の32kbpsサービスの需要が高いのであれば、当面はこちらを重点的にサービスしていき、128kbpsサービスについてはネットワーク上の準備が整い次第、順次提供していく」とコメントしており、具体的な開始時期は来年３月～４月頃を予定しているという。なお、128kbps向けの端末については、予定通りに開発が進んでいるとしている。 ・ DDIポケット http://www.ddipocket.co.jp/ ・ DDIポケット、今秋から128kbpsのパケット通信サービス ・ DDIポケット、128kbps通信に向けて現行端末への対処を発表 （松下 麻利） 2001/10/23 15:33 | ||||||
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