| ||||||
|
ボーダフォングループPlcは、日本テレコム株の公開買付を10月11日に完了したと発表。これにより、ボーダフォンは日本テレコムの全株式の66.7％を保有することになる。 今回行なわれた公開買付は９月20日に日本テレコム、JR東日本との共同発表に基づき、９月21日から開始されたもの。実際に買付を行なったのは、ボーダフォンの100％子会社 ボーダフォンインターナショナル・ホールディングスBV（VIHBV）で、10月11日に買付手続を終えた。これにより、ボーダフォングループが保有する日本テレコム株式は最終的に66.7％、J-フォングループへの持分比率は最大69.7％となった。買い付ける上限の株数は69万3368株に設定されていたが、締切時点で目標取得株式数の163.2％に及ぶ113万1729株の応募があったという。 今回の買付により、日本テレコムとその子会社のJ-フォングループの経営権を握ったボーダフォンだが、今後の戦略について、J-フォンが2002年に開始する予定の第３世代携帯電話サービスに関して「順調に準備が進んでいる」としたほか、日本テレコムの固定回線事業も「移動体同様、今後も続けていく」とし、従来通りの方針であることを明らかにした。 ・ ボーダフォン http://www.vodafone.com/ ・ 日本テレコム http://www.japan-telecom.co.jp/ ・ ボーダフォンが日本テレコム株式を公開買付、経営権握る ・ ボーダフォン、日本テレコム株式66％取得に向けJR東日本と協議 ・ J-フォングループが11月に統合、ボーダフォンと提携深め3Gに備える （伊藤 大地） 2001/10/12 18:41 | ||||||
|
|