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ソフトバンクのソフト更新に不具合、預かり対応機種も
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ソフトバンクモバイルは、サムスン電子製の「707SC」および「707SC II」、NEC製の「820N」「821N」「821N GLA」の不具合を修正する最新版端末ソフトウェアを公開した。いずれも通信経由でアップデートできるソフトウェア更新サービスが利用できる。
■ 707SC/707SC
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707SC
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707SC II
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「707SC」および「707SC II」の不具合は、サーバーメール操作の「メール全削除」「メールリスト」の取得操作が正常に動作されないというもの。2008年9月に事象の公開とともにソフトウェア更新サービスが提供されたが、端末のソフトウェア更新機能自体に不具合が発見され、ソフトウェア更新できる端末と、ソフトウェア更新自体ができない端末が存在することがわかった。このため、更新サービスが一時停止されており、今回、ソフトウェア更新できるユーザー向けにあらためて最新版の端末ソフトウェアが提供された。
利用者の端末がソフトウェア更新できるかどうかは、更新作業を実行しなければ判断できない。端末の製造時期によっては、ソフト更新後に「お使いのソフトウェアは最新版です。このままご利用ください」と表示されるものの、更新されていない場合もあるという。
通常の更新作業と同様、メインメニュー画面から「設定」→「ソフトウェア更新」と遷移し、更新が必要かどうかを確認する。「更新は、電波が強い場所で、移動せずに実行してください。更新中は電話・メール等の発着信ができなくなります。よろしいですか?」と、確認メッセージが表示される画面で、「ソフトウェア更新」のタイトルの後に「*」が表示されていれば更新が正常に完了している。「*」がない場合は、ソフトウェア更新ができない端末となる。この場合、ソフトバンクショップでの預かり修理となる。ソフトバンクでは、いずれの場合もソフトウェア更新機能を実行して、端末ソフトを確認するよう呼びかけている。
預かり修理の対応となる端末は、初期出荷バージョンの端末となる。ソフトバンクでは、初期バージョンの端末の出荷数について非公表としている。何らかの理由でこれまでに預かり修理を行っていると、端末ソフトウェアのバージョンが途中で変更されている場合があるため、今回預かり修理となる端末の実数についても把握できない(ソフトバンク広報部)という。
このほか、更新できた端末においても、更新後に待受画面に遷移するまでの時間が若干かかるとアナウンスされている。
■ 820N/821N/821N GLA
「820N」「821N」「821N GLA」の3モデルの不具合は、携帯電話の使用時間が短くなる場合があるというもの。3月16日に事象が明らかにされ、今回ソフトウェア更新の準備が整った。なお、最新版のソフトウェアにするために、2回更新が必要になる場合があるという。
いずれの更新作業も、端末の電源を一旦落とした上で、充電しながら作業する。更新中は携帯電話の操作が行えなくなる。更新にかかるパケット通信料は無料。
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820N
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821N
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821N GLA
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■ URL
お知らせ(707SC/707SC II)
http://mb.softbank.jp/mb/information/details/090324_a.html
お知らせ(820N/821N/821N GLA)
http://mb.softbank.jp/mb/information/details/090316_a.html
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(津田 啓夢)
2009/03/24 16:28
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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