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EMA、コミュニティサイト対象の認定基準を発表

 健全な携帯電話向けコンテンツの発展・促進を目指して設立された団体、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)は30日、携帯電話向けコミュニティサイトを対象とした認定基準を発表した。計22の要求項目が挙げられている。

 青少年のネット利用が問題視され、民間主導でコンテンツの健全化を図るため、2008年4月にEMAが設立された。EMAでは独自の審査基準を設け、その基準に適合するサイトを認定していくことで、「“EMA認定サイト”は子供が安心して利用できるサイト」として認知されることが期待されている。

 今回発表されたコミュニティサイト対象の認定基準は、EMAによる認定基準の第1弾となる。「基本方針」「監視体制」「ユーザー対応」「啓発・教育」と4つの分野について計22項目におよぶ基準が示されている。

 たとえば「基本方針」では広告掲載基準の明確化など6項目を求める。また、「監視体制」では監視員の確保や自殺・犯罪の予告するような投稿への速やかな対応の義務付けなど6項目を、「ユーザー対応」ではユーザーからの問い合わせに適切に対応できる体制や、携帯電話の個体識別番号の取得を義務付けて、複数の認定サイトが悪質ユーザーを共同で排除できるようにするなど7項目の遵守を求める。このほか、「啓発・教育」では、EMAが定めたプログラムの設置を義務付けるなど3項目を満たすよう求められている。



URL
  プレスリリース(PDF形式)
  http://www.ema.or.jp/press/20080630press.pdf

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(関口 聖)
2008/06/30 18:44


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