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KDDIは、ユビキタス特区の1つとして北海道留寿都村と札幌市で行なわれるワンセグ関連の実験「マルチワンセグメントサービス実験」に参加する。
「マルチワンセグメントサービス実験」は、地上デジタル放送波からワンセグの信号だけ取り出して1つの帯域(6MHz幅)に束ねて、1つのチャンネルとして放送するというもの。空き周波数帯を使うため、屋内など放送波が届きにくい場所に対して再送信する場合でも、もともとの放送波への影響を避けられることが利点になるという。
KDDIでは、同実験を行ないマルチワンセグメントサービス実証実験協議会に参画し、実験用の端末を使った実験に参加することになった。留寿都村での実験では、関係者にマルチワンセグメントサービス対応のau端末を貸し出して、UHF帯の空きチャンネルで送信するマルチワンセグメントサービスを視聴したり、データ放送からWebサイトへのアクセスを体験したりできるようにする。札幌では、「さっぽろ地下街」などで市民や観光客にマルチワンセグメントサービス対応のau端末を渡して、防災情報やショッピング連動の集客・交流情報を体験できるようにする。
■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0528/
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(関口 聖)
2008/05/28 15:31
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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