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米クアルコム、ワンチップでMediaFLOとワンセグに対応

 米クアルコムは、同社が開発した携帯向けマルチメディア放送技術「MediaFLO」と、日本のワンセグで用いられているデジタル放送技術「ISDB-T」について、1つのチップセットで対応する機器の動作実験に成功した。

 発表によれば、同社製チップセット「UBM(Universal Broadcast Modem)」を搭載した端末を使って、MediaFLOとISDB-Tの受信デモに成功した。MediaFLOは、米国でサービスが開始されている携帯向けマルチメディア放送で、一方のISDB-Tは日本で採用され、ワンセグとして提供されているほか、ブラジルでもデジタルテレビの技術として採用され、昨年12月からはサンパウロで放送が開始されている。

 国内では、2011年にアナログテレビ放送が終了することに伴い、アナログテレビが使っていた周波数を携帯向けマルチメディア放送に割り当てる方向になっている。現時点では、どのような技術が採用されるか未定だが、KDDIやソフトバンクモバイルは、MediaFLOの採用を目指す一方、NTTドコモはISDB-Tの進化版を主導する企業に出資している。

 クアルコムでは、2006年5月に、ワンチップでMediaFLO/ワンセグに対応できるUBMチップセットの開発を明らかにしていたが、今回、その動作に成功した。同デモは、5月13日と14日にブラジルで開催されるイベント「Tela Viva Movle conference」と、7月22日~24日に日本で開催される「WIRELESS JAPAN 2008」にて披露される。



URL
  プレスリリース
  http://www.qualcomm.co.jp/press/releases/2008/080512_Qualcomm_Demonstrates_MediaFLO_and_International.html

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(関口 聖)
2008/05/13 12:41


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