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ドコモ、FOMA端末用オペレータパックを開発

 NTTドコモは、FOMA端末の開発効率を向上させるため、Linux OS向けアプリケーションソフトウェアセット「FOMA端末用オペレータパック」の開発を開始する。2009年後半より順次、FOMA端末への搭載を進めていく考え。

 オペレータパックとは、iモードやiアプリといったドコモの独自サービスに対応したLiMo準拠のLinux OS 向けアプリケーションソフトウェアセット。ドコモはこれまでのミドルウェアやアプリケーションソフト資産を活かし、ACCESSとともに共同開発する。

 オペレータパックは、携帯電話の基本機能をパッケージ化したACCESSの端末用共通プラットフォーム「ACCESS Linux Platform」と組み合わせて利用し、開発コストを抑えてドコモ向けの携帯電話が開発できるとしている。

 ドコモでは、端末メーカー各社に対してオペレータパックの利用を推奨していく。グローバルで共通利用できる端末プラットフォームを採用するため、国内の端末メーカーの海外進出が促進されるとしている。なお、Symbian OS向けのオペレータパックについても検討中という。

 Linux OSをベースとした端末プラットフォームは、NECとパナソニック モバイルコミュニケーションズが採用している。




URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080421_00.html

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(津田 啓夢)
2008/04/21 15:54


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