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KDDIは、三洋電機製「W54SA」、ソニー・エリクソン製「W54S」、東芝製「W56T」の3機種に不具合があることを明らかにし、ソフトウェア更新サービス「ケータイアップデート」の提供を開始した。 いずれもたびたび不具合の発生が明らかにされている機種だが、今回の事象は全部で7種類。そのうち、3機種共通の不具合は5種類で、残り2種類は「W54SA」のみ発生する。ケータイアップデートの所要時間は、「W54SA」が最大30分、「W54S」と「W56T」が最大10分。 不具合の原因として、KDDIでは「サイト閲覧中の内部処理に誤りがあるなど、いずれもソフトウェアの不具合」としている。9日時点の対象台数は「W54SA」が44,700台、「W54S」が109,200台、「W56T」が80,500台。 ■ 3機種共通の不具合 3機種で発生する不具合は、EZweb中のフリーズ、コンテンツダウンロードの失敗など。EZweb利用時に、パソコン向けサイトなど特定のサイト閲覧中、あるいは閲覧中に「戻る」という操作を行なった場合などに、電源のリセットやキー操作を受け付けなくなる。また、EZwebサイトからコンテンツをダウンロードする場合に、失敗してエラーが表示されることがある。 メール関連では、「true」か「false」という文字列がEメールアドレスの先頭になっていると、メールが送信できない。 EZwebの「auお客様サポート」内にある「通話料・通信料照会」「ご請求金額照会」でも不具合があり、両ページともに正しく表示されないことがある。 アドレス帳のグループ編集中に発生する不具合は、グループ編集で設定した着信音やバイブレーターが設定画面で正しく動作しない場合があるというもの。
■ W54SAのみの不具合は2つ
また、番号付加設定で、市外局番メモリに指定したナンバーを含む電話番号は、遠隔ロックの有効番号リストに登録できない場合がある。 ■ ＵＲＬ au ケータイアップデートのお知らせ http://www.au.kddi.com/seihin/information/detail/au_info_20080311.html ■ 関連記事 ・ auのW54S/W54SA/W56T、またも不具合が明らかに ・ auのW54S/W54SA/W56Tに複数の不具合、ソフト更新開始 （関口 聖） 2008/03/11 12:01 | ||||||
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