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J-フォン、3Dポリゴンにも対応したJavaサービスを6月に開始

(C)SAN?X+GREEN CAMEL
 J-フォングループは、6月よりJavaを利用したサービスを開始すると発表した。今回の発表にあわせて、J-フォン東日本では対応端末「J-SH07」も発表している。J-フォン東海、西日本ではJavaサービスの発表だけで、端末の発表は行なっていない。

 J-フォンのJavaのサービスは、NTTドコモのiアプリと同様に、Javaのプログラムをダウンロードし、端末上で実行させられるというもの。J-フォンではこのJavaを利用したサービスを、従来の「メール」「ウェブ」「ステーション」に並ぶ4本柱の1つにするとしているが、サービス名称はまだ決まっていない。

 対応端末はすべて、アプリックスによるJava実行環境「microJBlend」を搭載する。ドコモのiアプリでは端末メーカーごとに独自のJava実行環境が搭載されており、互換性が完全なものではなかったが、J-フォンのJavaは全機種が同じ実行環境を用いるため、J-フォンでは「1つのJavaアプリケーションを用意すれば、メーカーを問わずJ-フォンのJava対応携帯電話にコンテンツの提供が可能」としている。

 J-フォンのJavaでは、ドコモのiアプリの3倍にあたる30KBまでのJavaファイルを端末にダウンロードできる。Javaの仕様としては、Sun Microsystemsによって標準化されている携帯機器向けのJava仕様「CLDC」と「MIDP」に、J-フォン独自の拡張機能「J-PHONE Specific Class Libraries(JSCL)」を追加したものが利用される。JSCLには和音メロディの再生機能や、端末情報の取得・制御機能、電話やメールの着信通知機能、J-フォンがバンダイネットワークス、エイチアイと共同開発した3Dポリゴン処理機能や、セガが開発した2Dスプライト処理機能などのAPIが含まれている。

 J-フォンではJavaプログラムのダウンロードを、当初は公式サイトのプロバイダーの専用サーバーからのみ可能とする方針だが、2001年内には規格や仕様を公開していくとともに、開発者支援プログラムなども展開していく予定。


・ ニュースリリース(J-フォン東日本)
  http://www.j-phone-east.com/company/n/2001/010417b.htm

J-フォン東日本、TFT液晶・カメラ搭載・Java対応の「J-SH07」
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(白根 雅彦)
2001/04/17 19:16

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