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J-フォン、バンダイと携帯向けの3Dポリゴンエンジンを開発
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J-フォン東日本
桑折恭一郎氏
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J-フォンでは、このエンジンを6月に発売する予定のハイエンドモデルに実装し、Javaプログラムなどからコントロールできるようにする。公式メニュー内のコンテンツプロバイダー向けには、市販の3Dグラフィックツールで作成したデータをマスコットカプセルエンジン向けのフォーマットに変換するソフトが無償で配布され、将来は一般向けにも無償で公開される予定。
都内で開催された発表会の会場では、実際にこの技術が実装された試作機が展示されており、「ガンダム」や「たれぱんだ」などの3Dキャラクターを上下左右から眺めたりできるようになっていた。この試作機は、TFT液晶を搭載したJ-SH05ベースのもので、CPUやメモリ等が若干強化されているとのこと。
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バンダイネットワークス
林俊樹氏
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J-フォン東日本の技術本部長、桑折恭一郎氏は、「当初は3Dキャラクターの配信サービスを提供していくことになるが、将来的にはゲームやオンラインショッピングなどにも応用可能な技術だと考えている」と語る。新端末については、「これまでJ-スカイについては全ての端末で利用できるようにするという方針でやってきたが、今後はこうした技術を搭載したハイエンドモデルと安価な普及モデルとに分けて販売していきたい」としている。
一方、バンダイネットワークスの代表取締役社長、林俊樹氏は、「ユーザーに満足してもらうには、コンテンツの数を増やすだけでなく、底辺を広げる技術の開発が必要」と同技術をエイチアイと共同で開発するに至った経緯について説明した。なお、同氏は、他のキャリアへの技術供与について、「オファーがあり、価格や開発期間等の条件が合えば提供しても構わない」としている。
発表会場内での試作機によるデモ。数字ボタンを押すことで、回転や拡大・縮小が行なえるようになっていた。 (C)創通エージェンシー・サンライズ
■ URL
ニュースリリース
http://www.j-phone-east.com/company/n/2000/010315.htm
J-フォン
http://www.j-phone.com/
バンダイネットワークス
http://www.bandai-net.com/
エイチアイ
http://www.hicorp.co.jp/
(湯野 康隆)
2001/03/15 20:50
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