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「SO903i」は、3インチの大型ディスプレイを搭載したソニー・エリクソン製のFOMA端末。3.2メガピクセルカメラを装備し、充実した音楽機能を搭載している。 今回長編ムービーとなった「ショコラの見た世界」は、主演に竹内結子、監督に「GO」や「世界の中心で、愛をさけぶ」などの映画で知られる行定勲を起用した作品。元々、全4作で構成されるストーリー型のテレビCMとして放送され、視聴者からの反響が大きかったことで、今回50分の長編作品として再構成されたという。 物語は、浪人中の受験生テンコ（大塚ちひろ）が予備校に向かうバスの中で、姉ショコラ（竹内結子）のかつてのボーイフレンドであるジダン（和田聡宏）に偶然出会うことから始まる。7年前に死んでしまったショコラは、歳の離れた妹のテンコが熱を出すと、決まって彼女が旅先で遭遇したおとぎ話のような出来事を話してくれた。幼いテンコはそれがとても楽しみで、自ら進んで風邪をひこうとするほどだった。 そんな思い出話に花を咲かせるテンコとジダン。しかし、テンコがおとぎ話だと思っていた物語は、ジダンのケータイの中でショコラかが旅先から送ったムービーが残されていた。現代に生きるテンコとジダンに、ケータイの中にいる過去のメッセージが影響を与える。物語は、過去の鮮やかな映像と現在の平々凡々とした風景が次第にリンクし始める。 なお、ストーリーの原案および脚本には伊藤ちひろを起用している。そこに行定監督が「SO903i」から感じたインスピレーションが注入され、ファンタジックなストーリーに仕立てられたという感じだ。
竹内結子は、ショコラという役柄について、「もうすでにいない人。こういう人が思い出の中にいたら美しかろうと考えて演じた」と話した。また、実際に使っているという「SO903i」の印象については、「このケータイにしてから、音楽のダウンロードにも挑戦した。写真を撮るのも楽しくなった」と語っていた。 このほか行定監督は「ショコラの見た世界」の見所について「竹内結子の屈託のない笑顔」とコメントし、「ここまでの笑顔は久々に見た」と絶賛した。女性らしい表情をかわいらしく、きれいに撮ることが多い行定作品だけに、無邪気に笑うショコラが印象に残る作品に仕上がったようだ。 なお、今回のプレミア試写会には、ソニー・エリクソンのメーカーサイトを通じて招待されたユーザーが集まった。イベントでは舞台挨拶だけでなく、Kがピアノの弾き語りで主題歌「True Colors」を歌うライブも行なわれた。さらに、4月1日が竹内結子の誕生日ということもあり、スタッフが竹内に内緒でバースデーケーキを用意。Kがシルキーボイスで「ハッピーバースデー」を歌い、会場の参加者から大きな拍手を贈られた竹内は、ただただ驚いている様子だった。
■ ＵＲＬ 作品紹介 http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/so903i/premiumav/pop.html 製品情報 http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/so903i/ ■ 関連記事 ・ ソニー・エリクソン、SO903iで竹内結子主演のストーリーCM ・ SO903i（ホワイト） （津田 啓夢） 2007/04/06 12:16 | ||||||||||||
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