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【 2009/06/26 】
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携帯3社、フィルタリングサービス普及に向け活動強化

 電気通信事業者協会(TCA)、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルは、携帯電話から有害サイトへのアクセスを制限する「フィルタリングサービス(有害サイトアクセス制限サービス)」について、普及を図るための活動を強化すると発表した。また総務省も各社に対して取り組みを強化するよう要請した。

 現在、携帯各社では、NTTドコモが「キッズiモード/キッズiモードプラス」、KDDIが「EZ安心アクセスサービス」「EZweb利用制限」、ソフトバンクモバイルが「ウェブ利用制限」といった名称で一般サイトへのアクセスを制限したり、URLフィルタリングを行なうサービスを提供している。また、TCAでも、各種フィルタリングサービスの認知度を2007年3月までに70%まで向上させるという目標を設定し、協会内部に「青少年有害情報対策部会」を設置。7月には、PR用のポスターを作成し、告知活動を続けてきた。

 いわゆる出会い系サイトや、アダルトサイトなどの有害サイトへアクセスできなくするというフィルタリングサービスだが、今回の活動強化によって、未成年ユーザーが携帯電話を契約する際に親権者の意志を確実に行ない、確認できない場合はインターネットサービスを利用できないようにする。

 販売店でも親権者の意思確認を行なうようにするほか、アンケートなどを通じてフィルタリングサービスに関するニーズを調査し、サービス改善を図る。今後は、認知率に関する調査を行なうなど、定期的に評価していく。

 このほか、ウィルコムではフィルタリングサービスに対してどのような考えか、尋ねたところ、「子供向け端末の『キッズケータイ Papipo!』では、特定のコンテンツのみにアクセスする形となっている。また、その他の機種ではフルブラウザを特徴としているものもあり、当社としてのサービスを前向きに検討している」(ウィルコム広報)としている。



URL
  TCA プレスリリース
  http://www.tca.or.jp/japan/news/061120.html
  NTTドコモ ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20061120b.html
  KDDI ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/1120b/
  ソフトバンクモバイル プレスリリース(PDF形式)
  http://broadband.mb.softbank.jp/corporate/release/pdf/20061120_3j.pdf
  総務省 報道資料
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/061120_1.html

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(関口 聖)
2006/11/20 19:40

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