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ドコモ、メール機能の拡張やデコメ絵文字などの新サービス
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NTTドコモは、903iシリーズをはじめとする新機種群の発表にあわせて、メール機能やiモーションなどの機能拡張、「デコメ絵文字」「きせかえツール」など新サービスも発表している。
■ 最大2MBまでのファイル添付が可能に
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メールはより大容量に対応
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デコメ絵文字を入力したところ
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HSDPA対応機種やワンセグ対応機種も含めた903iシリーズ11機種では、メール関連の仕様が従来よりも拡張されている。
これまで、送受信できるメール容量は最大500KBだったが、今回より本文部分を含めて最大2MB(最大10ファイル)のメール送受信が可能となる。ただし、計100KBまでは自動受信、100KB超のファイルは手動でサーバーからダウンロードする形となっている。
またデコメールの容量も、これまでは最大約10KBの送受信が可能だったが、機能拡張により、約100KBの送受信が可能となる。あわせて、貼付できる画像は最大20種類(従来は10種類)となる。
デコメール関連では、新たに「デコメ絵文字」という機能が903iシリーズ11機種でサポートされる。これは、事実上の絵文字拡張と言える新機能で、20×20ドットの画像を本文中に絵文字のように挿入できるというもの。各機種に240種類以上の素材がプリセットされるが、その画像は機種ごとに異なるという。デコメールの素材は、自分自身が購入していなくとも、友人から送られてきた素材をコピーできるため、「903i同士でデコメ絵文字をやり取りすればするほど、利用できる素材が増えることになる」(NTTドコモ夏野氏)という。
デコメールの作成は、メール作成時に専用メニューを呼び出す形となっているが、デコメ絵文字は、従来の絵文字と同じインターフェイスで呼び出せるようになっている。なお、N903iではVGA液晶ディスプレイを採用しているが、同機種でメールを利用する場合はQVGA液晶として表示されるとのことで、20×20ドットというサイズのデコメ絵文字を受信しても不都合ないという。
デコメ絵文字で利用される素材は、外部メモリへの保存が可能となっており、将来的に機種変更した場合もそれまで使用していた素材は引き続き利用できる。
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デコメ絵文字の利用イメージ
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通常のテキストだけではなく、デコメールの素材としてももちろん利用できる
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デコレーション専用メニューの場合は、フォルダからデコメ絵文字を選ぶ
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■ メニューアイコンや電池残量などをカスタマイズ
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きせかえツールでカスタマイズした画面
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メニューを選んだ瞬間
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これまでもカスタマイズ可能だった待受画像やメニューアイコンだが、新機種群のうち、D903i、F903i、N903i、SH903i、D903iTV、SH903iTV、F903iX HIGH-SPEEDの7機種では、一括変更できる機能「きせかえツール」が利用できる。
他キャリアでも同様のサービスが提供されているが、ドコモの「きせかえツール」では、iモード経由でコンテンツを購入し、好みのキャラクターで端末をカスタマイズできることに加えて、自作コンテンツも利用できる。ドコモのWebサイト「作ろうiモードコンテンツ」で、その仕様が公開されているが、近日中にコンテンツ作成ソフト「きせかえツールスタジオ」が提供される予定。
きせかえツールで利用するデータは、基本的に画像データとなるが、「ファイルAは設定メニュー用アイコン」など、どの素材がどの部分の表示になるか、指定するファイルが必要となっており、同ソフトではその設定ファイルが作成できる。また、コンテンツ配布サイトのHTMLを簡易的に作成できる機能やFlashコンテンツのコマンド確認機能などが利用可能という。
ユーザーインターフェイスに関連して、D903iとD903iTVの2機種では、画面内に3Dキャラクターが表示される「マチキャラ」が利用できる。プリセットされるキャラクターや、iモード経由でダウンロードしたキャラクターが待受画面、メール画面、メニュー画面などで歩き回るというもの。こちらも自作可能。
育成機能や操作補助といった特別な機能はないが、夜間はキャラクターが寝るなど時間によって変化があり、不在着信があった場合は、キャラクターの片手に携帯電話が握られるなどのリアクションが楽しめる。ただし、iアプリやFlashコンテンツを待受設定していた場合、マチキャラは利用できない。担当者は「ペットを飼うような気持ちで楽しんでもらえれば」と語っていた。
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きせかえツールで設定できる範囲
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自作も可能だが、有料コンテンツも登場する
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三菱製端末でサポートされるマチキャラ
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設定メニュー
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不在着信直後の画面
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■ 既存サービスの機能拡張
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iチャネルなども機能拡張する
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HSDPAおよびワンセグ対応機種を含む903iシリーズ11機種では、プッシュトーク利用時に、発信者は途中から新たなユーザーを呼び出したり、最初に応答しなかったユーザーを再度呼ぶことができるようになる。また、iチャネルについては、これまでベーシックチャネルのみテロップ表示できたが、今後はおこのみチャネルもテロップ表示できる。
またHSDPA対応機種であるF903iX HIGH-SPEEDとP903iX HIGH-SPEEDでは、最大10MBまでの大容量iモーションが利用できる。また、N902iX HIGH-SPEEDでは1番組しか登録できなかったミュージックチャネルのコンテンツが2番組利用できるようになる。
■ メガアプリ、ナップスター対応
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ナップスター対応機種も登場する
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既に発表済みだが、903iからはiアプリの仕様も拡張され、「メガアプリ」が利用できるようになる。最大1MBというiアプリが利用できることになるが、903iシリーズの描画性能は、2Dの場合は900iの約5倍、3Dの場合は901iの約3倍になっているとのことで、大容量ゲームでも快適にプレイできるという。
また、10月3日にスタートした定額制音楽配信サービス「ナップスター」には、D903i、F903i、SH903i、D903iTV、F903iX HIGH-SPEEDの計5機種が対応する。これらの機種を購入すると、携帯プレーヤーへの楽曲転送が可能な料金コース「Napster To Go」が2週間無料で利用できる。なお同サービスでは、端末に保存された楽曲には使用期限が設けてあり、その期限が過ぎると再生できなくなる。音楽関連機能では、903iシリーズ11機種は、全て着うたフル対応となっている。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20061012.html
■ 関連記事
・ ドコモ、903iシリーズなど秋冬モデル14機種
(関口 聖)
2006/10/12 20:20
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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