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KDDIブースに展示される試作機は、スクエアな形状の携帯電話型デジタルラジオ端末。公開された試作機の画像では、CDMA 1X WIN端末を示す「WIN」のロゴが判別できるが、試作機には通信機能などは搭載されておらず、携帯電話型のデジタルラジオの受信機となっている。開発メーカーや詳細については公開されていない。 ブースではケース内展示となる予定。イベントは10月3日～7日にかけて幕張メッセで開催される。 デジタルラジオは、ラジオ放送各局などを中心に本放送開始に向けて進められている地上デジタル音声放送。携帯機器向けの地上デジタル放送「ワンセグ」では、テレビ局を中心に映像主体の番組が提供されているが、デジタルラジオでは音声が主体。文字や静止画、簡易動画などのデータ放送や、通信機能を利用した双方向サービスなども利用できる。 なお、デジタルラジオ推進協会（DRP）では、現在実施している試験放送において、東京地区の放送を増力する準備を行なっているという。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース（KDDI） http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0925b/index.html ニュースリリース（DRP、PDF形式） http://www.d-radio.or.jp/release/20060925.pdf ■ 関連記事 ・ KDDIとラジオ局各社、1セグ放送の実証実験をアピール ・ KDDIなど3社、PDA型デジタルラジオ受信機を一般公開 ・ KDDIとFM東京、デジタルラジオをPDAで試聴する実証実験 （津田 啓夢） 2006/09/25 16:02 | ||||||
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