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富士写真フイルムは、Flashテンプレートと静止画を組み合わせて自動的に携帯電話向けのFlashコンテンツを作成できる企業向けサービス「Keitai Picture FLASH生成サービス」を4月21日から提供する。 Keitai Picture FLASH生成サービスは、画像を用意しテンプレートを選ぶと、携帯電話向けのFlashコンテンツを自動生成できる企業向けサービス。ASP型とサーバーソフトのライセンス型で展開される。なお、Flash生成には、携帯電話向けの画像変換サービス「Keitai Picture」の「モバイル縮小技術」と「精密Bit Rate Control技術」が採用されている。 生成されたFlashは、数字キーを押すことで画像の拡大・縮小、移動などが行なえる。携帯電話で広く採用されているFlashでは、専用ビューワーなどを用いることなく、ブラウザベースでインタラクティブな表示が可能。富士写真フイルムでは、携帯向けショッピングサイトなどで、商品をより効果的に見せることができるとしている。 Flash Lite 1.1に対応し、NTTドコモのFOMA 700i/901iシリーズ以降、auのW21シリーズ以降などの携帯電話で利用できる。ボーダフォンは、現在シャープ製の3G端末をサポートしている。 サービス開始時に提供されるテンプレートは、「拡大縮小テンプレート」「3画像切り替えテンプレート」「縦長4枚画像表示切り替えテンプレート」「横長4枚画像表示切り替えテンプレート」の4種類。 「拡大縮小テンプレート」では、表示された画像の拡大・縮小および、拡大時に上下左右に移動が行なえる。推奨される元画像（JPEG/GIF）のサイズは480×480ピクセル。画像の表示エリアが240×240ピクセルとなるため、大きな画像サイズの方が拡大時にきれいに表示される。 「3画像切り替えテンプレート」は、画面左側に表示された3つのアイコン画像を、右側に大きく表示できるもの。用意する画像は1枚となり、180×540ピクセルの縦長サイズの画像を3分割して表示する。 「縦長4枚画像表示切り替えテンプレート」および「横長4枚画像表示切り替えテンプレート」は、4つ画像を切り替えて表示し、さらに拡大・縮小や拡大時の上下左右移動が可能なテンプレート。人物写真を4枚用意してインタラクティブなアニメーションのように利用したり、商品のカラーラインナップなどを掲載する場合などに利用できる。用意する画像は、1200×400ピクセル（横長表示の場合は400×1200ピクセル）で、こちらも画像を4分割して表示する。 導入費用の目安は、ASP型の「5万アクセスプラン」場合、月額60,000円で初期費用が125,000円。別途、1テンプレート毎に10万円かかる。なお、既存の「Keitai Picture」とは異なるサービスメニューとなるため、別途契約が必要。
■ ＵＲＬ サービス案内 http://fujifilm.jp/kp/ ■ 関連記事 ・ 富士フイルム、画像変換ASP「Keitai Picture」に画像合成機能 ・ 第256回：Flash Lite とは （津田 啓夢） 2006/04/11 16:03 | ||||||
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