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今回発売される「Voyager 510シリーズ」は、携帯電話だけではなく、固定電話とも連携可能なBluetoothハンズフリーキット。フルセットの「510SL」には、Bluetoothヘッドセットに加えて、ヘッドセットの充電機能を備えたベースキット、固定電話に装着するハンドセットリフターが同梱されている。ベースキットと固定電話はハンドセットリフター経由で有線接続し、ヘッドセットとベースキット間はBluetoothで繋がることになる。固定電話にかかってきた電話をBluetoothヘッドセットで受ける際には、ヘッドセットの操作ボタンを押すと、ハンドセットリフターのパーツが動いて、固定電話の受話器を浮かす仕組みとなっている。 Bluetooth機能によって、事前にペアリング作業を行なっておくことで、ヘッドセットは携帯電話やパソコンとも接続できる。ただし、ベースキット、携帯電話、パソコンの3つで同時に通話することはできない。 また、携帯電話とベースキット、パソコンとベースキットという組み合わせで利用した場合、携帯電話で通話している最中に固定電話に電話が着信するとキャッチホンのように通話を切り替えることもできる。この場合、電話機の保留機能を使用しておけば、先に話していた相手との通話は終了されず通話を再開できる。なお、基本的にベースキットとは常にBluetoothで接続しておく形になり、パソコンと携帯電話という組み合わせでは利用できないとのこと。 ヘッドセットには、リチウムポリマー充電池が内蔵され、連続待受時間は最大100時間、連続通話時間が最大360分。ノイズキャンセルマイクが搭載され、重さは17g。Blutooth 1.2に準拠し、ハンズフリープロファイルとヘッドセットプロファイルをサポートしている。 「510SL」「510S」は法人向けに10月20日より販売される予定で、価格は「510SL」が44,100円、「510S」が34,650円。ヘッドセット単体の「510」は、量販店で個人ユーザー向けに11月初旬より発売される。オープンプライスだが店頭価格は10,800円になる見込み。
ゴンザレス氏は、「元々パイロットによって設立された当社は、（月面着陸を行なった）アポロ計画で使用されるなどの実績がある。アジア太平洋市場は成長著しく、2006年1月にはアジア市場向けに設けた新工場が稼働する」と述べ、日本を含めたアジア太平洋市場への意気込みを示した。 また、村田氏は、「プラントロニクスの売上高は、世界で5億6,000万ドルに及ぶ。そのうちアジア太平洋では3,800万ドル。日本法人の具体的な売上高は明らかにできないが、オーストラリアに次ぐ数値となっている。このうち、携帯電話対応のヘッドセットは10％、あるいはそれ以下の割合となっている」と説明した。 さらに同氏は「日本ではBluetooth機能を備えた携帯電話はまだ多くない。そのため、携帯電話にBluetooth機能を付加できるアダプタの製品化を検討しており、日本市場に投入する可能性がある」とも語った。 ■ ＵＲＬ プラントロニクス（英文） http://www.plantronics.com/ ■ 関連記事 ・ プラントロニクス、Bluetooth対応のヘッドセットなど5製品投入 （関口 聖） 2005/10/13 15:01 | ||||||||||||||||
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