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今回実施される実証実験は、RFIDリーダー搭載の携帯電話をホテル内に設置してあるRFIDタグ内蔵の地図にかざすことで施設情報やイベント情報などを集め、ユーザー自身の携帯電話で活用できるようにするというもの。実験が行なわれるホテルは、東京都江戸川区にある「ホテルルミエール葛西」で、RFIDリーダー搭載の携帯電話（パッシブ型）は2台用意される。フロントスタッフに申し出ることで借り受けられるようになっており、地図にはスポットごとにRFIDタグが配されている。 使い方としては、RFIDリーダー搭載の携帯電話を地図にかざすと、そのスポットにあわせた施設情報やイベント情報を集めることになる。集めた情報は、各ユーザー専用の携帯サイト「Myポータル」に収録され、情報収集を終えた段階でRFIDリーダー搭載の携帯電話の画面に、番号が表示される。 ユーザー自身が持っている携帯電話で、その場にあるQRコードを読み取ると、「Myポータル」のトップ画面にアクセスすることになり、RFIDリーダー搭載の携帯電話に表示されている番号を入力すると、自分専用の「Myポータル」にログインして、集めた情報を外出先で活用できるという形になっている。「Myポータル」トップ画面へのアクセス方法としては、外部接続端子に接続する専用ツールも設けられている。 用意される周辺情報は、スターツ出版のフリーペーパーが協力したもので、ショップや有名スポットなど、約70種類となっている。 4社では、今回の実験を通じて、ユーザーニーズの評価や、RFID対応の携帯電話がコンシェルジュのようなサービス端末として有効かどうか、またMyポータルのような形での情報提供サービスの利便性などを評価していく。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0905/ ■ 関連記事 ・ 大阪・心斎橋でRFIDタグリーダー付き携帯の実証実験 ・ ショッピングモールでRFIDタグ・携帯連携の情報サービス実験 ・ KDDI、タグリーダー搭載の携帯電話のプロトタイプ開発 ・ 第150回：無線ICタグ（RFID） とは （関口 聖） 2005/09/05 14:55 | ||||||
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