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米InnoPathペンCEO、「今後は無線経由で新機能追加も」
米InnoPath SoftwareのCEO兼会長を務めるルオシェン・ペン博士
日本法人社長の松田 芳明氏
携帯電話向けアンチウイルスソリューションを提供する米InnoPath SoftwareのCEO兼会長を務めるルオシェン・ペン博士と、同社マーケティング兼ビジネス開発担当上級副社長のデイビッド・シム・スミス氏が来日し、日本法人社長の松田 芳明氏とともに報道関係者向け説明会を開催。同社の展開や携帯電話とウイルスの関係などが語られた。
1999年に設立された同社は、日本や中国、韓国にも拠点を設け、ネットワーク経由でバグ修正が可能な携帯電話向けソリューションを提供している。現在は日本市場を中心に活動しており、同社のソリューションは、NTTドコモの252iシリーズ以降において、遠隔ダウンロードのソフトウェア更新機能として採用されているほか、KDDIが今年度中にも同様の仕組みを導入する見込みだ。
また、3月にはアンチウイルスソフトを提供する米マカフィーと提携して、携帯電話向けアンチウイルスソリューションを開発。同社が無線ネットワーク経由の更新技術を提供し、アンチウイルス機能そのものはマカフィーから供給される形になる。
今後の展開についてペン氏は、「アンチウイルスは、ネットワーク経由でのアプリケーション管理機能の一環。今後は、ユーザーインターフェイスの改善機能なども他社と提携することで提供していきたい」と説明。同氏は、競争環境が熾烈になる中、キャリアにとっては新サービスをいかに提供するかが重要になると指摘し、「新機種の登場とともに新サービス、新機能を提供するだけではなく、端末発売後に追加できることも重要になる。当社のソリューションは、ネットワーク経由での機能アップデート・追加が可能だ」とアピールした。
またペン氏は、携帯電話の販売開始から、2年以内に25%の端末で何らかの故障・バグが発生しているとのデータを示し、ネットワーク経由で携帯電話を診断する機能も提供する予定とした。
日本市場に注力して展開してきたという
今後は、バグ修正だけではなく、新機能追加などもサポートしていく考えだ
スミス氏からは、携帯電話のアンチウイルスソリューションのデモが披露された。同氏は、「これまでの携帯電話は、ハードウェア的に制限されており、自然とウイルスから保護されてきた。しかし、過去半年間で、BluetoothやMMSなど多くの侵入方法での携帯向けウイルスが登場している。アンチウイルスソリューションは一部地域だけではなく、全世界で重要だ」と語った。同氏の行なったデモでは、マカフィーのアンチウイルス技術を用いて、Linux上で動作させたもの。ウイルス検出だけではなく、修正パッチの適用まで動作するものとなっていた。
ペン氏によれば、同社のソリューションは、現在のところPDC方式やW-CDMA方式などで実績があるとのこと。今後はOS上で動作するものだけではなく、チップセットメーカーと協力して、ハード上で動作する機能を提供していく考えを示した。
マーケティング兼ビジネス開発担当上級副社長のデイビッド・シム・スミス氏
携帯電話を狙ったウイルスは急増
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URL
米InnoPath
http://www.innopath.com/
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(関口 聖)
2005/04/25 13:43
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