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KDDIと沖縄セルラーは、国際ローミングサービス「GLOBAL PASSPORT」対応端末の稼働台数が2月4日の時点で100万台を突破したと発表した。
「GLOBAL PASSPORT」は、国内外での通話が1台の対応端末で可能な国際ローミングサービス。2000年4月に開始され、順次エリアを拡大し、中国、韓国、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、タイ、台湾、インドネシアなど、15の国および地域で利用可能となっている。さらに2004年5月には、メールの送受信やEZwebサイトへのアクセスを可能にするデータローミングサービスの提供も開始されている。
同社では今後、各国の他のCDMA方式採用事業者との提携により、利用可能エリアを広げていくという。ユーザーとしては、CDMA 1X WINをサポートしたGLOBAL PASSPORT対応端末や、GSM方式をサポートしたデュアルモード端末の登場に期待したいところだが、KDDIでは今のところ投入の計画はないとしている。
GLOBAL PASSPORTについては、昨年10月の定例会見で小野寺正社長が「いま、一部の機種でしかGLOBAL PASSPORT機能は利用できないが、周波数が再編されれば全ての機種でGLOBAL PASSPORTが利用できるようになる」と発言するなど、最近話題の周波数再編にも関連している。
■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0208/
cdmaOneの国際ローミングサービスが21日スタート(Mobile Central)
http://www.watch.impress.co.jp/mobile/news/2000/04/06/roaming.htm
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(湯野 康隆)
2005/02/08 15:14
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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