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秋葉原駅前で、7月20日~23日までの4日間、「AKIBAX2000インターネットショーin秋葉原」が開催されている。入場料は無料で、11時~19時30分まで(最終日は18時まで)。各社が最新のIT機器を出展するこの展示会で、ケータイ関係の新製品を見かけたのでそれをレポートしよう。
AKIBAXにおいて、キャリアとして最も大きな展示を行なっていたのはNTTドコモ。大小3つのブースを出展し、全部のブースで「64kbpsでmoperaにアクセスせよっ!」などのミッションをこなすことで、抽選でプレゼントがもらえるというイベントを実施していた。しかし、残念ながら新端末などの展示は行なわれておらず、あくまで販促イベント、という様子であった。
J-フォンもAKIBAXに出展していたが、製品の発売ラッシュが終わった直後とあって、とくに真新しい展示もなかった。ブースの奥では富士フイルムのデジタルカメラを使って、写真をJ-スカイ端末に取り込んで壁紙にするというサービスが行なわれているので、自分や彼氏の顔、あるいはコンパニオンのお姉さんを壁紙にしたい人は足を運ぶと良いだろう。なお、このサービスはイベント限定のものとのこと。
IDO/DDI-セルラーのau連合はAKIBAXに出展していないが、EZweb組としてはツーカーが出展している。ツーカーのブースでは定期的に「テレビ画面に表示される電話番号を素早くプッシュして、コンパニオンのお姉さんに電話をしよう」という一般参加型のイベントをやっている。実はそのイベントでコンパニオンのお姉さんが持っている携帯電話が8月4日発売のフリップ型カラー端末「TK03」。ブース内には同じくカラー端末の「TS02」(8月下旬発売)のモックも展示されているが、イベントに参加すれば、実機のTK03を間近でみれるかもしれない。なお、TK03のストレートバージョンがTK04として発売される予定があるとのこと。
東京電話アステルの東京通信ネットワークのブースでは、先ごろ発表されたPHSだけでインターネットに接続・閲覧が可能なサービス「オープンインターネット」(仮称)対応端末のモックを展示している。もっともこれは「だいたいこんなモノが作れますよ」というコンセプトモデルらしい。実際の製品の大きさはだいたい同じくらいになるが、もっと違う形で出てくるとのこと。また、サービス内容のパネル展示もなされているが、料金体系や具体的な仕様はまだ決まっていない。
キャリアではないが、日立のブースに立ち寄ってみるのもいいだろう。ノートPCに携帯電話を繋ぐデモをやっていたのだが、実はそこで使われていたのが未発売(7月下旬発売予定)のカラー端末「C309H」。モックではなく、電話番号も入ったちゃんと使える製品。画面下部に2個、右側面に2個のソフトウェアキーを持ち、メニューはカラフルなアイコン構成となるなど、使い勝手に工夫が凝らされた端末となっている。
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(白根 雅彦)
2000/07/21 14:40
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