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東京通信ネットワーク（TTNet）は、PHS単体でインターネットに接続する「オープンインターネット・PHSサービス」を年末までに開始すると発表した。 同サービスに対応するPHSには、インターネットで標準的に使われているプロトコル・記述言語が利用される。PPP接続が可能で、東京電話アステルが提供するアクセスポイントのほか、PIAFSに対応した一般のプロバイダにアクセスすることもできる。公式コンテンツの閲覧には東京電話アステルのアクセスポイントを利用する必要がある。また、PHS単体で一般のプロバイダのメール送受信を行なうこともできる。ブラウザにはCompactHTMLを含むHTMLサブセット・ブラウザを搭載する。通信方式は通信速度32kbpsの回線交換式。 TTNetではインターネット接続のサービスに加え、専用のポータルサイトの運営も行なう。ポータルサイトでは公式サイトの紹介のほか、勝手サイトの紹介や検索サービスも行なわれる。料金回収代行サービスも予定されている。また、路線検索や株価情報などのコンテンツも用意。PHS端末の位置情報を利用した地図コンテンツやタウン情報なども提供される予定。 なお、TTNetによると対応端末は従来のPHSと同等のサイズになるという。同社ではカラー液晶搭載機・白黒液晶搭載機の両方を開発中。また、インターネット経由で着信メロディをダウンロードする機能なども盛り込まれる予定になっており、サードパーティーによる着信メロディサービスも提供され得るとしている。ただし、パケット通信についてはいまのところ予定していない。アステルグループ各社ともに同サービスの導入を準備している。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.ttnet.co.jp/news/news_h12/h120705.html （白根 雅彦） 2000/07/05 19:26 | ||||||
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