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ドコモの定額制サービス「パケ・ホーダイ」、利用申込スタート

NTTドコモの900iシリーズ。「パケ・ホーダイ」は、900iシリーズだけではなく、すべてのFOMA端末で利用可能だ
 NTTドコモのFOMAにおいて、メールやiモードサイトへのアクセスといったパケット通信が月額3,900円(税込4,095円)で使い放題となる新サービス「パケ・ホーダイ」の利用申込受付が開始された。

 「パケ・ホーダイ」は、FOMA端末で利用するiモードメールや、iモードサイトへのアクセスといったサービスを月額3,900円で使い放題となるパケット通信料定額サービス。各種料金プランのうち「FOMAプラン67」「FOMAプラン100」「FOMAプラン150」を契約しているユーザーが利用対象となっている。FOMA端末からのパケット通信のみに適用される。なお、iモード契約料の月額150円(税込157.5円)は別途必要。

 「パケ・ホーダイ」の適用は、申込当日あるいは翌月のどちらかを選択できる。もし申込当日からの適用を希望した場合、その前日までのパケット通信料は通常通り、1パケットあたりの従量課金となり、当日以降が「パケ・ホーダイ」適用となる。また、「パケ・ホーダイ」の利用料は日割計算ではなく、当月の途中からでも1カ月分の利用料を支払う。従って、当日適用を申し込んだ場合は「前日までの従量課金」と「パケ・ホーダイ利用料」を合算した金額を支払うことになる。このほか、デュアルネットワークサービスを利用する場合、当然のことながらムーバ端末で行なったパケット通信は適用外だ。


 同サービスが発表された3月24日、NTTドコモの代表取締役社長である立川 敬二氏は「たとえば店舗での決済を携帯電話で行なう場合、通信料を気にされるようでは普及しない。生活全般に役立つ“生活インフラ”になるためには、これまでのようにトラフィックへ依存したビジネスモデルでは不十分」と述べており、「パケ・ホーダイ」の導入は、単にiアプリや着モーション、Flashといった比較的通信量が多いコンテンツの利用を促進させるためではなく、携帯電話の活躍できるシーンを拡大していく狙いがあるとしている。

 料金プランの詳細については、以前掲載した記事「料金で見る『パケ・ホーダイ』と『EZフラット』」を参照いただきたい。基本料とあわせて、安くても毎月1万円以上の固定費がかかることになるため、対象はヘビーユーザーということになるだろうが、通話はあまり利用せず、パケット通信もさほど利用しないというユーザーでも、「パケ・ホーダイ」への加入は大きな安心感を得ることにつながる。たとえばiアプリでは、頻繁なバージョンアップを行なうコンテンツも少なくない。コンテンツの利用料は月額課金であっても、バージョンアップを行なうたびにパケット通信が発生するため、「パケ・ホーダイ」であれば月額利用料だけで最新バージョンが入手できる。

 なお、「パケ・ホーダイ」は、あくまでもFOMA端末でのiモード通信に限られており、パソコンやPDAと接続してデータ通信を行なうなどiモード以外のパケット通信は適用外だ。そのような利用スタイルであれば、5月1日より値下げされたパケット通信料割引サービス「パケットパック」を候補として検討したほうが良いだろう。この場合、月額利用料として「パケットパック10」が1,000円(0.1円/パケット)、「パケットパック30」が3,000円(0.05円/パケット)、「パケットパック60」が6,000円(0.02円/パケット)かかり、無料通信分もそれぞれ同じ額となっている。



URL
  パケ・ホーダイ サービス概要(NTTドコモ)
  http://foma.nttdocomo.co.jp/charges/plan/pake_hodai/

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(関口 聖)
2004/05/20 13:29

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