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関西電力傘下のケイ・オプティコムは、同社がアステルブランドで提供するPHSの音声サービスを撤退すると報道されたことを受けて、コメントを発表。PHS音声サービスの新規受付を近日中にも終了する見通し。 同社は、PHSデータ通信サービス「eo64エア」を除くPHS音声サービスの新規受付を近日中にも停止する方針。ケイ・オプティコムでは、「新規受付の停止および、音声サービスを終了する方向で調整している」とコメント。また、一部報道では4月中にも新規受付が終了するとされたが、同社では具体的な日程は決定していないという。親会社の関西電力も「現在、終了する方向で調整を行なっている」とした。 ケイ・オプティコムでは現在、音声サービスのユーザーが他事業者へ乗り換えるための調整を行なっており、この調整が済み次第、改めて新規受終了を発表する予定だ。今回の受付終了は音声サービスのみで、データ通信サービスの「eo64エア」については、今後も継続して提供していくという。 アステルブランドのPHSサービスは、九州・北海道で終了しているほか、北陸エリアでも新規受付を終了している。東京電力傘下の東京通信ネットワーク（TTNet）から営業譲渡を受けた鷹山（YOZAN）も、定額制PHSデータ通信サービスを実現するための子会社「YOZAN IP ネットワークス」を解散したばかり。 なお、電気通信事業者協会（TCA）の2月末時点でのアステルグループ全体の契約者数は662,700人。その内、最大顧客を抱えるケイ・オプティコムのPHSサービス加入者は308,400人となっている。ユーザーの内訳は、音声サービスが約14万人、データ通信サービスが16万人。 ■ ＵＲＬ 新聞報道について http://www.k-opti.com/subwin/news/040402.html ■ 関連記事 ・ 2月末の契約者数発表、新FOMA登場後もauが5カ月連続1位に ・ 鷹山、子会社の「YOZAN IP ネットワークス」を解散 （津田 啓夢） 2004/04/02 14:09 | ||||||
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