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NTTドコモは、FOMAの契約数が9月末で100万契約を突破したと発表した。
同社の3GサービスであるFOMAが9月30日で100万契約を達成した。2001年10月のサービス開始以来、約2年で大台を突破したことになる。
FOMAの2002年度の販売目標は、当初138万台となっていたが、2002年11月には同社の立川社長から目標を32万台と大幅に下方修正したことが明らかにされ、FOMAの不振を覗かせていた。しかし、2003年度に投入したFOMA端末では、これまでネックとされていた連続通話時間の短さや、PDC端末に比べて端末サイズが大きかった点などが改善され、8月の2003年度第1四半期決算発表の席で津田副社長は、「今年度末までに146万契約を目指しているが、現在の進捗状況はこれを上回るペース」と、その好調さを語っている。
同社では100万契約達成の要因として、FOMAエリアが拡充された点にも触れており、前倒しで行なっていたエリア拡充によって、2004年3月末までの目標として挙げていた全国における人口カバー率を当初計画の97%から99%に修正するとしている。なお、2003年9月末時点でのFOMAの人口カバー率は、関東甲信越エリアで99%、全国で96%。2004年3月末までには、屋内エリアでも全国1,600カ所でエリアが拡充される予定だ。
このほかの好調要因として同社広報は、「高速iモード」「安いパケット料金」「iモーションメール」などのFOMAサービスがユーザーに周知されつつあることを挙げている。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew1001.html
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・ 【ドコモ定例記者会見】FOMAの今年度の販売目標は32万台
(津田 啓夢)
2003/10/01 19:52
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