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NTT西日本は、大量の不完了呼に対応するため８月１日に総務省へ申請し、変更された契約約款に基づき、ワン切り業者と見られる大阪市内の業者が利用している電話回線を20日未明に停止したと発表した。今回の措置は、変更された約款が初めて適用されたケースとなる。 今回回線を停止された業者は、大阪市内の住所で登録し、福岡市内において10回線使用していた。NTT西日本では、８月中旬に同業者の回線から大量の発信がなされていることを確認し、警告を発していたが、19日22時頃に再び大量の発信が行なわれたため、20日０時７分に同業者が利用する全ての回線を停止した。 ワン切りと見られる大量の不完了呼による輻輳を防ぐために変更された約款では、停止された回線は最大６カ月間利用停止することができるが、NTT西日本では同業者に対し、改善措置を求め、それが為されない場合には契約解除するとしている。 また、同社では、今回利用回線を停止した業者以外にも警告を行なっている業者が複数存在していることも明らかにしている。 ・ NTT西日本 http://www.ntt-west.co.jp/ ・ NTT東西、ワン切りによる輻輳への対応策を総務省に申請 ・ NTT西日本、通話障害の再発で「ワン切り」業者の全使用回線停止 ・ NTT西日本、大阪で発生した輻輳は「ワン切り」が原因 （関口 聖） 2002/08/20 14:06 | ||||||
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