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NTT西日本、大阪で発生した輻輳は「ワン切り」が原因
NTT西日本は、7月15日に大阪府と兵庫県の一部で発生した輻輳(電話がかかりにくい事象)について、これまでの調査結果と今後の対策を発表した。いわゆる「ワン切り業者」からの発信が原因と見られる。
同社によれば、輻輳が発生したネットワークに、ワン切り業者と見られる特定のユーザーから継続的かつ大量に発信が行なわれ、かなりの負荷がかかっていた状態になっていたことに加えて、関西の商慣習の1つで、集金・支払日である「五・十日(ごとび)」といった条件が重なったために発生したものという。
NTT西日本では、大量に発信を行なった特定のユーザーが「ワン切り業者である」と明確には言明していないが、分析結果によると、1分間に20回の発信を確認しており、これは通常の使い方とは比較にならないほど多いコールであるとして「手動のダイヤル操作とは想定しがたいもの」としている。
さらに、それらが携帯電話への発信であったことや、発信先の相手が通話に出ない「不完了呼」状態になった点を挙げ、同社のネットワーク内で高速かつ繰り返しの処理が大量に発生し、短時間のうちに広域に被害が及んだと判断した。
通常、このような現象が起こるのはチケットの予約販売時などにおける「企画型輻輳」、および地震などの「災害型輻輳」が大半を占めているが、いずれにも当てはまらないため、NTT西日本では原因の特定と解決に時間がかかったとしている。
今後の対策として、同社では輻輳の原因となった特定回線への監視を強化し、輻輳が発生した際には、該当回線の発信を規制するほか、交換機へも同様の対処を既に適用したほか、機械的な発信による「不完了呼」を短時間で見つけ出し、規制できる技術的な検討を行なっていくという。
・ 大阪府下で発生した輻輳(ふくそう)の原因について
http://www.ntt-west.co.jp/news/0207/020723.html
(関口 聖)
2002/07/23 17:08
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