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「G9」の文字入力に不具合、ソフト更新開始
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アドプラス、iPhone 3G向けコンバージョンレンズ
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【NTTグループ コミュニケーションEXPO】
携帯を使った次世代技術などをタッチ&トライ
NTTグループ コミュニケーションEXPO
12月20日~22日にかけて、東京国際フォーラムにてNTTグループのプライベートイベント「NTTグループ コミュニケーションEXPO」が開催されている。会場は、NTTドコモの携帯電話を使った体験ブースなど、博覧会のパビリオンのような構成でグループ各社のサービスや先端技術などが紹介されている。本誌では、携帯電話関連の展示をレポートする。
会場には、大きくスペースがとられた電話の歴史を紹介する展示があり、その中に、腕時計型のPHS端末やアナログのムーバ端末といったものから、最新のFOMA 902iシリーズなどが展示されていた。
また、長蛇の列ができていた携帯電話の体験コーナーでは、おサイフケータイやカメラ機能を使った次世代サービスなども紹介。携帯電話で撮影した画像をサーバーに送信すると、対象物の形などから何を撮影したか特定する技術が体験可能で、この技術を将来的に、屋外広告やポスターなどを撮影して携帯電話向けのWebサイトに誘導する仕組みに活用するとしていた。
このほか、観光地などの案内板の文字を撮影すると、OCR機能が文字を認識して英語に翻訳した映像を配信する技術や、電子透かし入りの写真を撮影すると、詳細情報が携帯電話で確認できる技術なども紹介。FOMA端末で遠隔地のカメラを操作するサービスや、おサイフケータイによるショッピング体験コーナー、QRコードを利用したトレーサビリティのデモなども行なわれていた。
通信の歴史を紹介
長野オリンピックで関係者が利用した腕時計型PHS端末
アナログ方式のムーバ端末
携帯電話で撮影した画像を元に、対象物の詳細にアクセスできる
観光地の案内板をOCR機能で読み込んで英語版ガイドを行なう
電子透かしを使った画像で詳細情報にアクセスできる
おサイフケータイで自動販売機でジュースを買う
am/pmのレジを模したおサイフケータイ体験コーナー
ワンセグ対応の「P901iTV」
AV機器関連のコーナーには、同社が現在開発中のワンセグ対応の携帯電話「P901iTV」なども展示されていた。先日auから一足早くワンセグ対応端末が発売されたが、ドコモでは、2006年4月の本放送の少し前にワンセグ対応端末を投入するとしている。なお、会場が地下にあるということもあり、展示されていた端末は試験放送を受信しているのではなく、イベントのためにアンテナを立て、そこから映像を配信しているとのこと。
また、会場には902iシリーズのタッチ&トライコーナーも用意されていたが、今回展示されていたのは、D902i、F902i、N902iの3端末のみだった。iアプリの体験コーナーもあり、そちらは、携帯電話でキャラクターのフィギュアを撮影して、サーバーに送信すると、該当キャラクターの携帯電話向けコンテンツが楽しめるという仕組みで行なわれていた。この技術はNTTグループを横断する技術として現在開発が進められているという。
基礎技術関連のブースでは、携帯電話向けの燃料電池技術を展示。燃料電池を搭載した携帯電話用充電アダプターで充電が行なえるというもので、昨年発表されたものから進歩し、メタノール燃料の濃度が30%から99%以上となったほか、発電容量が3Whから9Whに大きくなった。会場スタッフによれば、製品化は2~3年後になる見込みとのことで、まず充電アダプタ型のものを提供し、その後、燃料電池を携帯電話に搭載した端末が製品化される予定だという。
また、人の体を伝送技術とする通信技術「レッドタクトン」なども紹介されていた。専用端末を持ったマネキンと握手することで、名刺のデジタルデータを相互に送信し合うといったデモが体験できるようになっている。
携帯電話ブースはD902i/F902i/N902iを展示
ムシキングのアプリ体験コーナー
画面前方のカブトムシのフィギュアを撮影すると、ムシキングのコンテンツが楽しめる
携帯電話向けの燃料電池対応充電アダプタ
レッドタクトンのデモ。手をつなぐとデジタル名刺が交換できる
足下のパネルの情報が、人体を通して、手にしている情報端末に表示される
ヘッドマウントディスプレイとロボットで、バーチャル空間でコミュニケーションを行なうデモ
ヘッドマウンドディスプレイに表示されている映像
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URL
NTTグループ コミュニケーションEXPO
http://www.ntt.co.jp/expo2005/
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(津田 啓夢)
2005/12/20 16:52
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