業界別ケータイサイトCHECK

　就職や就学、新年度など、4月はさまざまな新生活がスタートする季節。春は何かと物入りで、いつにも増して忙しい。大型連休も控えているし、ここでググッと出費を抑えておきたい、なんて考えるのもこの時期かもしれない。そこで今回、手頃で手軽な庶民の味方「牛丼」に注目し、代表的な牛丼チェーンの携帯サイトをチェックしてみた。

■吉野家

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　牛丼と言えば「吉野家」、というぐらい和風ファーストフード店の中でも抜群の知名度を誇る吉野家。その携帯サイトは、最新メニューやメニュー情報、店舗検索機能などオーソドックスな構成となっている。

　特徴的なのは、デコメコンテンツがダウンロードできる点で、「吉野家」のブランド力を活かしたオリジナルコンテンツが用意されており、「ヨシギューいこう」「特盛」など変わったデコメ素材が利用できる。

　メニュー情報には、価格やカロリーの記載のほか、アレルゲンや原材料、食材原産地なども紹介されている。また、店舗検索では、GPSによる周辺店舗検索や、「24時間」「駅付近」「駐車場の有無」「WAON対応」「アルバイト募集」「テーブル設置店」などの詳細な条件から検索も可能となっている。

吉野家モバイルサイト案内
http://www.yoshinoya.com/mobile/

■すき家

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　多店舗・多業態でフード事業を展開するゼンショーの牛丼チェーンが「すき家」。国内トップの店舗数を誇り、ゼンショーグループは「なか卯」なども展開している。

　その携帯サイトは、新着情報や店舗検索機能などシンプルな構成。ただし、店舗検索コーナーとは別に「近くのすき家」というコーナーが用意されており、携帯電話のGPS機能で周辺の「すき家」が探しやすく工夫されている。店舗検索では、「24時間」「駐車場」「お子様メニューの有無」などの詳細検索が可能。

　メニューには、価格やカロリー表示があり、アレルゲン情報や一部食材の産地情報なども確認できる。このほか、メールマガジンに登録するとキャンペーン情報などが配信される。

すき家モバイルサイト案内
http://www.sukiya.jp/news/091218.html

■松屋

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　松屋フーズが展開する牛丼チェーン「松屋」の携帯サイトは、メニュー情報（価格・カロリー記載）や店舗検索機能のほかに、松屋の牛めし・豚めし・カレーなどの冷凍個食パックの通販コーナーが用意されている。楽天市場を利用したもので、携帯から注文が可能だ。

　店舗検索機能はGPS検索のほか、「24時間」、「テーブル席の設置」「駐車場の有無」「交通系電子マネー対応店舗」といった条件検索が可能。変わったところでは「ドライブスルー対応店舗」の検索も可能となっている。メールマガジンに登録すると、抽選で食事券がプレゼントされる。

　このほか、松屋のマスコットキャラクターと思われる「ウシ松君」のプロフィールが掲載されている。牛をモチーフにしたと思われるキャラクターで、好きな食べ物が「牛めし（つゆ抜き）」と掲載されている。

松屋携帯サイト
http://www1.ktai.at/matsuyafoods/

■なか卯

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　「なか卯」は、すき家と同じゼンショーグループの和風ファーストフード店。その携帯サイトは、GNTのSNS型ポータル「mobion」内で展開されている。なお、mobionでは、ロッテリアやダイソーなど、多くの企業がSNSと連携した携帯サイトを運営している。

　店舗検索機能は都道府県で絞り込むタイプだが、mobionに会員登録し、よく行く「なか卯」の店舗を登録することで、GPSによる周辺店舗検索が可能となる。会員登録特典として、複数のクーポンが提供されており、携帯電話を提示することで利用できる。メニューは価格とカロリー表示のみ。

　mobion内のコンテンツとなるため、mobionのアバターサービスや日記など、SNSの利用が可能となっている。

なか卯×mobionモバイルサイト
http://www.nakau.co.jp/mobile/