NTTドコモ ARROWS NX F-05F

被害者
　東京都の日沼諭史さん

事故現場
　ツインリンクもてぎのレストラン前

壊れたもの
　ARROWS NX F-05F

事故の内容
　8月21日の「ツインリンクもてぎ 2&4レース」で、J-GP2の生形選手が3年ぶりの優勝で涙を流して喜んでいるのを横目に、一生懸命レースレポートを書いていたころ、子供を連れてサーキット場内のレストランを訪れていた妻がバッグから財布を取り出そうとした際、バッグのポケットからF-05Fが落下し、地面のタイルに叩きつけられ、端末左隅のディスプレイガラスがはじけ飛び、中身が見える状態になったという内容を、スーパーフォーミュラで山本尚貴選手がスタート直後の第1コーナーをオーバーランし、プレスルームがざわついたときに聞かされ、僕も涙しました。

損害額
　修理せずにしまっておくので、損害額は算定しておりません。

投稿者の談
　以前僕が大事に使っていた、シンプルデザインかつ高性能であり、Super ATOK ULTIAS初搭載の記念すべき富士通渾身の一作ARROWS NX F-05Fですが、1年以上前に妻に譲ってからというもの、急速に薄汚れていくF-05Fに一抹の不安を覚えつつ、それでも、どうせもう自分は使わないものだから、と諦めの境地でいたところ、見事にその不安が最悪の形で的中した次第です。クラッシュ直後は左下隅のみが割れていました。しかし、画面のタッチ操作、通信、通話、全て機能していましたので、そのまま使い続けているうちに、どんどん負傷範囲が広がり、内部が露わになってしまいました。

　次は、新たに僕のお下がりとしてARROWS NX F-02Gを妻に提供する予定です。F-02Gは、富士通のデザイナーの方いわく「もう二度と作れないであろう形」というこれまた富士通渾身の一作。「今度は絶対大事に、傷つけないように使う」と妻は申しておりますが、F-05Fの時も同じことを言っていた気がします。