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エモパー初搭載、防水防塵耐衝撃のAndroidケータイ「AQUOS K SHF33」
（2016/5/31 12:02）
「AQUOS K SHF33」は、シャープ製の折りたたみ型フィーチャーフォン（従来型の携帯電話）。ソフトウェアプラットフォームにAndroidを採用したモデルで、新たにシャープの「エモパー」や防水防塵機能に対応した。2016年6月下旬に発売される。価格は未定。
1310万画素、CMOSセンサーのカメラ機能では、逆光でも明るく撮影できる「リアルタイムHDR撮影」をサポート。明るい場所に合わせた写真、暗い場所にあわせた写真と複数の写真を自動的に撮影して合成し、明暗の差を調整した写真を撮れる。また、同じように複数の写真を撮影して合成し、暗がりでも明るく撮れる「Night Catch（ナイトキャッチ）」機能や、上手な写真を撮りやすくするためにアドバイスする「フレーミングアドバイザー」機能も利用できる。
利用シーンやユーザーの現在にあわせて、携帯電話が語りかけてくる「エモパー」をAndroidケータイとして初めて搭載する。自宅で端末を閉じて置いたときや、充電を開始した際に、挨拶や天気予報、ニュース、急上昇ワードなどの役立つ情報を話しかけてくる。その内容はサブディスプレイにテキストで表示される。また携帯電話を落としたときなどにもリアクションを見せるほか、サブディスプレイが点灯しているときに端末を振ることで、強制的にエモパーを起動することも可能。
なお、搭載されているエモパーは最新版のバージョン4.0だが、音声認識が非対応となるなどスマートフォン版とは一部機能が異なっている。発表会場の説明員によると、「（スマートフォン版の）エモパーはとくに高齢者に人気だったので、今回、Androidケータイにも搭載することにした」とのこと。
防水・防塵・耐衝撃にも対応し、micro USB端子はキャップレス防水。また歩数計機能も搭載する。詐欺など危険性のある番号から電話がかかってきた場合、自動的に着信を拒否する「どこから電話 for au」も搭載される。
主な仕様
ディスプレイは約3.4インチ、960×540ドット（qHD）のTFT液晶。メインカメラは1310万画素CMOSで、インカメラは非搭載。チップセットはクアルコム製の「MSM8926」で、1.2GHz駆動のクアッドコア。メモリ（RAM）は1GB、ストレージは8GBで、最大32GBまでのmicroSDHCカードを利用できる。
下り最大150Mbpsの4G LTEに対応し、VoLTEおよび最大30人のボイスパーティーを利用できる。LTEの対応周波数帯は800MHzと2GHz。無線LANはIEEE802.11b/g/n。Eメール、SMS、ワンセグ、au世界サービス（GSM/UMTS）、Bluetooth 4.0、GPS、緊急速報メール、おサイフケータイ、赤外線通信、防水（IPX5/7）、防塵（IP5X）をサポートする。おサイフケータイについては、今回から「楽天Edy」にも対応した。
非対応のサービス・機能は、Google Play、シンクコール、キャリアアグリゲーション、WiMAX 2+、NFC、フルセグ。
連続待受時間は約470時間。連続通話時間は約660分。バッテリー容量は1410mAh。SIMカードのサイズはnano SIMカード。大きさは約51×113×16.9mm、重さは約130g。ボディカラーはロイヤルグリーン、シャンパンゴールド、ディープネイビーの3色。
