電気通信事業者協会(TCA)は、2016年下期(7~12月)のユニバーサルサービス料について、毎月3円になると発表した。現在の2円から1円値上げされた。
ユニバーサルサービス料は、加入電話(固定電話)、加入電話相当の光IP電話、公衆電話、緊急通報の維持に必要なNTT東西の費用の補填を、電話会社約30社で負担する制度。携帯電話においても回線単位で負担が発生している。料金は6カ月ごとに見直される。
同制度が開始された2007年1月は7円で、その後は値下がりし、2014年は3円、2015年からは2円になっていた。