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ドコモのターゲティング広告がdメニュー外のスマホ向けWebサイトにも拡大

 NTTドコモは、ユーザーの属性や検索の傾向などに基いて広告を配信する「ドコモターゲティング広告」を、dメニュー以外のスマートフォン向けWebサイトも拡大し配信を開始した。

 ドコモでは2015年1月から「ドコモターゲティング広告」を開始し、これまでは、dメニューにアクセスしたユーザー向けに、年齢層や性別に基いて広告を配信したり、dメニュー上での検索傾向に基づいた広告、ドコモと提携するWebサイトの訪問履歴に基づく広告を配信したりしてきた。

 今回のサービス拡大により、dメニュー以外のスマートフォン向けWebサイトでも、「ドコモターゲティング広告」が配信されるようになった。その際には、上記の3種類の情報を、個人を特定できない形で組み合わせ、より最適な広告配信が実施されるとしている。

 広告の配信と運用はD2Cに業務委託される。情報の管理にはブラウザのクッキーを利用する。「ドコモターゲティング広告」は、該当する広告枠に表示される「i」マークか、dメニューにある「サイトのご利用にあたって」から設定することで、ドコモのターゲティング広告の配信を停止することもできる。

太田 亮三