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IoT推進団体「AllSeen」、パーソナルヘルスケア分野の団体「PCHA」と提携

 IoT(Things for Internet、モノのインターネット)のための規格の普及を目指す業界団体、AllSeen Allianceは、パーソナルヘルスケア分野の業界団体、PCHA(Personal Connected Health Aliance)との提携を発表した。

 AllSeen Alliance(オールシーン・アライアンス)は、Linux Foundationが運営する非営利団体。メーカーの異なる家電同士が連携するための規格「AllJoyn」を開発するオープンソースプロジェクトを管理している。

 PCHAは、医療分野でのIT活用を推進する3つの業界団体が設立した、メーカーを超えた互換性を持つパーソナルヘルスケア機器の普及を目指す非営利団体。PCHAを構成する業界団体の「コンティニュア・ヘルス・アライアンス」では、ヘルスケア機器向けの共通規格「コンティニュア」を公開している。

 両アライアンスでは、フィリップス、パナソニック、IBM、クアルコムといった企業が共通のメンバーになっている。今後、より簡単かつ安全に接続できるパーソナルヘルスケア機器の実現を目指す。

石井 徹