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ラトック、WiFi USBリーダーの新モデル

スマホからUSBメモリにWi-Fi接続、写真のバックアップも

 ラトックシステムは、スマートフォンからWi-FiでUSBストレージ機器に接続できるWi-Fi USBリーダー「REX-WIFIUSB1F」を10月中旬に発売する。店頭価格は税込3280円程度になる見込み。

REX-WIFIUSB1F

 「REX-WIFIUSB1F」は、Wi-Fi接続機能を備えたUSBリーダー。USBメス端子にmicroSDカードやUSBメモリやUSBハードディスクなどを接続して利用する。スマートフォンで専用アプリを利用すると、Wi-Fi経由でストレージにアクセスできる。給電は本体のUSBオス端子で行う。モバイルバッテリーやパソコンのUSB端子に接続して給電に対応している。

 同製品は発売中の「REX-WIFIUSB1」に新ファームウェアを搭載したバージョン。接続されたストレージに保存されたファイルを利用できるだけでなく、スマートフォン内の写真や連絡先の一括バックアップ機能を持つ。また、簡易NASとしても動作する。従来製品から対応していたSambaとWebDAVでの接続に加え、DLNAサーバーとしての利用にも対応した。

利用イメージ

 対応OSはiOS 7.0~、Android 4.4~、Vista以降のWindowsとMac OS 10.6~。5台までの端末の同時接続に対応。Wi-Fi中継機能を備え、同製品を接続しながらインターネットを利用できる。接続可能なストレージは最大2TB。最大128GBのmicroSDXCカードに対応したUSB-microSD変換アダプターが付属する。本体サイズは、約58×32×11mm、重さは約20g。

アプリ画面

 なお、旧製品「REX-WIFIUSB1」についても、手動でファームウェアを更新することで、「REX-WIFIUSB1F」と同等の機能を利用できるようになる。

石井 徹