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車の移動、約7割がスマホの地図・ナビの利用経験アリ

 MMDLaboは、MDD研究所にて「車とスマートフォンに関する調査」を実施し、結果を明らかにした。

 調査はインターネット上で4月16日~17日にかけて、普通自動車運転免許を持つ男女563人に対して行われた。

 車を運転して移動する際に、利用したことがあるスマートフォンの機能を聞くと、最も多かったのは「地図・ナビゲーション」で、利用経験率は69.3%になった。次いで、「周辺情報検索」は59.9%、「音楽再生」が51.7%と続いた。また、カーナビゲーションシステムを所有しているユーザーを抽出しても、利用経験率と順位はほとんど変わらない結果となっている。

 車を運転して移動する際、声でスマートフォンに指示をする音声認識機能の利用経験を聞くと、「よく利用している」が4.8%、「ときどき利用している」が13.9%、「過去に利用したことがある」が16%で、合計で34.7%に利用経験がある結果になった。

 AndroidやiOSなどのOSが搭載され、全自動運転やスマートフォンによる制御・管理が可能になった車について興味を聞くと、15.3%が「非常に興味がある」と回答。39.1%が「まあまあ興味がある」と回答し、合わせて54.4%が興味を示している。

 タクシーの配車アプリについては、利用経験者が6.7%。認知度が39.4%にとどまり、「知らない」との回答は60.6%だった。

太田 亮三